「自宅練習でゴルフスイングを良くしたいな・・・。室内でも簡単にできるゴルフ練習ドリルとかフォームを良くする方法を教えてほしい」
そんな意識高い系のゴルファーさんに向けた記事です。
この記事を書いている私は宮下芳雄と言います。ゴルフ歴は35年です。
2000年にプロテストに合格をしました。
コースレッスン開催数は15年で3,600回以上です。
【本記事の目次】
■ゴムボールを使ったドリル
■お尻をタッチドリル
■左カカトを意識して前傾角度をキープ
■左右のお尻が見えるようにスイングする
■背中を丸めて前傾角度をキープ
この5本立てでお送りします。
ではじっくりご覧くださいませ!
まずはゴムボールを使ったフォーム改善ドリルを紹介しましょう。
読者のみなさんに用意して頂きたいものは少し空気を抜いたゴムボール(100円均一でOK)だけです。
つぎに壁とお尻の間にゴムボールを挟み、いつも通りにアドレスをします。
そしてゴムボールが床に落ちないようにハーフスイングをしてください。
これを繰り返します。
ここでのポイントはトップポジションからの切り返しで、お尻でゴムボールを壁に押し付けるようにダウンスイングをすることです。
前傾角度が伸び上がりやすい人はゴムボールが落ちそうになるはず!
つまりゴムボールが落ちないようにすることで、前傾角度をキープすることができるのです。
とくにダウンスイングで背骨が伸び上がったり、起き上がってしまう方はぜひやってみて下さいね!
つぎはゴムボールを使わずにおこなうドリルの紹介です。
まず壁からお尻を5センチくらい離してアドレスをします。
トップポジションからの切り返しのダウンスイングで、壁から離していたお尻を壁につけてください。
言い方を変えると、お尻を突き出すようにしてダウンスイングをするのです。
この時に少し腰を沈めるイメージでおこってみてくださいね!
前傾角度が伸び上がりやすい方は胸元を地面に近づける感じがするはずです。
ポイントは少し大げさにおこなうこと、そしてゆっくり動作をおこなうことです。
これにより前傾角度が伸び上がらない動作を体に染み込ませることができるはずです。
毎日5分間やり1週間続けると、かなり動作が体に定着すると思います。
先に結論を言ってしまうと左カカト体重でインパクトをしましょう。
その理由は左カカト体重でインパクトをすると骨盤が回転しやすくなるからです。
さらに最近の調査によると左カカト体重でインパクトしているPGAツアー選手が8割を越えているとのデータもあります。
こう書くと「雑誌に母指球でスイングをする」って書いてあったけどと思う方がいると思います。
じつは私も昔、母指球に体重を掛けてアドレスをして、母指球のままスイングをしなさいと教わりました。
母指球に体重を掛けることは間違っていませんが、母指球へオーバーシフトになってしまうとインパクト時に、骨盤が回転しにくくなり、腰回りが前方へズレてしまいます。
これにより結果として前傾角度が起き上がってしまうのです。
そんなこともあり、左カカト体重でインパクトをして骨盤を回転させることが正しいのです。
まずはD.ジョンソンのインパクトを見て下さい。
注目してほしいのは、お尻の数です。
彼のようにインパクトで左右のお尻が見えるようにスイングすることが正しいです。
こう言うと「腰が開いているのでは?」「振り遅れそうなスイングかも・・・」なんて思う方もいるでしょう。
しかし、このようなスイングができると「手打ちの抑制」「骨盤の回転でヘッドスピード向上」「腰への負担軽減」などの効果が期待できるのです。
一見すると背筋を伸ばしたほうが良い感じがしますが、インパクトでは背中を丸くすることが正解です。
ここまで記事をご覧頂きましてありがとうございます。
今回は以上です。
Have a nice golf!