こんにちは。込山郁哉です。
先日は茨城県常陸大宮市にある静ヒルズカントリークラブで出張オンコレ18ホールラウンドレッスンを開催しました。
このコースはJLPGAのステップアップツアーやJGTOのクォリファイングトーナメント、JPGAの資格認証プロテストなども数多く行われているコースになります。

また、中嶋常幸プロ監修でコースがレイアウトされ、トミーヒルズアカデミーなども開講されているコースになります。畑岡奈紗選手などもここで腕を磨きました。

スタート前にはドライビングレンジで十分にウォーミングアップを行い、広～い練習グリーンでしっかりパッティングの練習を行ってからスタートしました。
ちなみにこの日のグリーンは10.5フィートのスピードが出ていました。グリーンコンディションが良かったので、体感ではそれ以上に速く感じましたが(笑)。

ともあれ、最高のコンディションでのラウンドになりました。

静ヒルズカントリークラブは林にセパレートされた林間コースになります。
そのため、時にはこんな打ち出しの狭いホールもあります。とても狭く見えますね。
こんな時は、コースの半分を使って、狙いを定めます。このホールは、フェアウェイ右サイドがのり面になっていますので、アドレスを取る時に、フェアウェイの右端を狙って構えていただきました。

特に重要なのが、フェースの向きと目線です。
フェースの向いている方向にボールが飛び出す性質があるので、アドレスの際にはきちんとスパットを見つけてフェースを合わせます。
また、目線がターゲットと違う方向を向いていると、上半身とフェースの向きにねじれが生じるので、ボールにサイドスピンがかかりやすくなります。

フェースはきちんと目標方向に合わせるように、目線はターゲットに向けて構えていただきました。
正しいアドレスの結果、全員林に入ることなく、フェアウェイをキープすることができました。

静ヒルズカントリークラブの特徴の一つに大きなバンカーがあります。
自分の身長よりも高いバンカーは、プレーヤーの恐怖心をあおります。

万が一入ってしまったら、しっかり砂を飛ばすことに集中しましょう。
高い壁のバンカーでは、目線がどうしても上に上がりやすく、結果、サンドウェッジのバンスが砂に届かなくなってトップしてしまったり、軸が傾きだ振ってしまう事が多くなります。

2㍍まではフェースは開かなくても十分脱出できるので、重心をしっかり落として、グリップも力を入れ過ぎず、砂をしっかり飛ばして脱出していただきました。

この高さのバンカーが出るようになれば、もう怖いものはありません。
今日の打ち方を是非覚えておいてくださいね。

ラウンド中はもちろんスイングチェックも行いました。
練習場と違って、コースでは一発勝負になりますし、様々な状況に出くわします。

そのため、練習場では出ないエラーも出てきますから、状況別にアドバイスさせていただきました。

この日の主なアドバイスは
・スエー防止策
・チキンウィング対策
・キャスティング対策
・左足上がりの打ち方
・アプローチショットの距離感の出し方
・クラブの最下点のコントロール
・・・・

などをアドバイスさせていただきました。
あまりたくさんの情報を入れ過ぎると、脳がこんがらがるので、少しずつお話させていただきながらのラウンドを行いました。

課題は人それぞれです。
ラウンドレッスンに来ていただいたお客様の悩みが一つでも解消できていれば嬉しいです。

大好評の18ホールラウンドレッスンは定期的に開催しています。
次回は11月15日(日)にJGM霞丘GCで開催します。

静ヒルズカントリークラブの出張オンコレは不定期になりますが、また開催したいと考えています。
近くなったらホームページに公開しますので、チェックしておいてくださいね。

※写真は静ヒルズカントリークラブの18番ティー横の紅葉の様子です。

JGMゴルフクラブ赤坂スタジオではTPIゴルフフィットネスを開講しています。
このフィットネス、単に体を鍛えるのではなく、自分の体の状態を把握して、より動き易い体を作ることができるんです。皆様も

「コーチの言っていることは理解できるけど、体がそのように動かない。」

なんてご経験あると思います。
TPIゴルフフィットネスでは初回のスクリーニングで皆様の体の状態をチェックし、自分の強いところ、弱いところを認識することから始まります。
スクリーニングの結果はTPIの長堀コーチとオンコレ担当コーチが共有しますので、間違いのないレッスンをご提供することが出来ます。

まずはスクリーニングを受けてみましょう。
理解度ではなく、体のチェックをした方が上達が早くなるかも。

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