2019/01/26 (土)
【レッスン日記】9ホールラウンドレッスン+α(込山コーチ)@JGM霞丘GC 1月26日
こんにちは。込山郁哉です。
本日はJGM霞丘GCで9ホールラウンドレッスン+αを開催しました。
心配されたお天気もレッスンが始まることには回復し、気持ちの良い冬晴れの中での開催になりました。
レッスンの最初にパッティングのマイストロークを練習していただきました。マイストロークとはパッティングにおける「距離のものさし」になります。
最初は3ヤードから始めます。ストロークの振り幅、リズムに気をつけながら徐々に距離を伸ばしていきます。このものさしがある事で本番のグリーンで距離感をつかむことが出来るようになります。
ただ漠然と練習するのではなく、マイストロークを確立することで本番のラウンドに向けての準備を行いました。
また、本日はボールの転がりも確認しました。一番左の赤いラインの書いてあるボールを転がすことでボールがまっすぐ転がっているかを確認します。
これができないとせっかくラインが読めてもカップインしてくれません。短い時間でしたが、転がりを意識するだけでも随分と真っすぐ転がるようになりました。
お客様の現在の課題である左に曲がるボールを改善するためにはインパクト時のクラブフェースの向きを改善する必要があります。そのためのスイングの矯正として、バックスイングの肩の動かし方を練習しました。
スイングはスイング軸を中心に体が回転していきますが、軸に対して各パーツが直角に回転するのが自然です。「肩を回してください」と表現すると肩が横に動いてスエーのスイングエラーが出てしまう方がとても多いです。それではスイング軸が保てません。
スイング軸を保つためには肩の回り方を改善することが必要です。具体的には「胸を右に向ける」ようにします。文字で書くと表現しにくいのですが、この動作を行うことでスイング軸に対して体が直角に回りやすくなります。
X様も体の回転がスムーズになり、クラブの当たり方を改善することができました。
午後はコースで定点練習を行いました。
前半のハーフはスムーズにラウンドでき、45で回ることができたX様。しかし、つま先下がりの傾斜でうまく打つことができませんでした。
そこでつま先下がりの特訓です。
少しずつ場所をずらして芝生を傷めないように注意しながらアイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッドにチャレンジしました。
つま先下がりはボールの位置が足よりも低い位置にある事が難しい原因になります。
そこで、構え方を少し変えて、スイングプレーンを今よりもアップライトにチェンジしました。
クラブがきちんと届くスイングを覚えたことでつま先下がりからもナイスショットを打つことが出来るようになりました。
次回のラウンドでも安心してつま先下がりに対応できますね。
ちょこっと応用編も練習しました。
林に入った時に木と木の間を抜くショットの練習です。
慣れないと意外と脱出に時間がかかってしまうこの場面、X様も最初は少し右にボールがずれて、木にパコーンと当たってしまいました。
アドバイスしたのはボールとの距離感を縮めて出来るだけ近くに立つということです。そのことにより、クラブフェースの向きを自分の思っている方向に向ける事が出来るようになります。
コツさえつかめば難しくはありません。
林に入ってもパーを諦めなくても良くなります。
来週コンペが控えているX様。
来週のコンペはブルーティ(レギュラーティよりも少し長いバックティーの事)からのプレーになるそうです。
距離の長いコースに行ったらセカンドショットでフェアウェイウッドを持つことが増えるでしょう。そこでフェアウェイウッドを上手に打つコツを伝授し、練習していただきました。
このスイングを行うと体が伸びあがってしまう「アーリーエクステンション」などのスイングエラーが出にくくなります。
伸びあがる動作があるとダウンブローはできないのでフェアウェイウッドを上手に打つことはできません。
動画のフィニッシュを見てください。
体が伸びあがらずにその場でくるりと回転できています。このスイングなら200ヤードからも怖くありません。
本日も芝生からのレベルアップが達成できたレッスンになりました。
1日芝生から練習できるこのレッスンはとても実践的で素晴らしくレベルアップを行うことが出来ます。
本日のお客様も
・ドライバーショットの改善
・フェアウェイウッドの確率アップ
・アプローチショットの入射角度の改善とバックスピン量アップ
・バンカーショットの脱出率アップ
・パッティングのマイストロークの確立とボールの転がる回転が良くなる
などのレベルアップを行うことができました。
次回の9ホールラウンドレッスン+α開催は1月29日(火)になります。
皆様のご参加をお待ちしております。