2019/10/12 (土)
【レッスン日記】9ホールレッスン(西村コーチ)@JGM笠間ゴルフクラブ 10月9日
こんばんは。西村圭介です。
今回は、10/9にJGM笠間ゴルフクラブで開催の9ホールラウンドレッスンをレポートします。
本日のレッスンは、以下スケジュールで実施しました。
《午前》
①ドライビングレンジでスイングチェック
②アプローチ練習場でアプローチ、バンカー練習
《午後》
③パッティンググリーンでパター練習
④コースに出て9ホールラウンドレッスン
ご参加頂きました2名様のスイング分析、皆様から頂きましたレッスンのご要望(課題)について以下まとめて参ります。
【5回目のご参加頂きましたKK様】
ハーフスイングが安定してきたため、アイアンとアプローチがすごく良くなってきました。
以下を意識して長いインパクトゾーンを実現し、ドライバーなどより長いクラブも安定して打てるようにしましょう。
①フォワードスイングは、両足の中央にソールを落としてから体を左に向ける
②フォローで手とクラブヘッドをすぐに上げないようにする
また、ドライバーはTPIスイングエラー「スライド」の現象が出て右プッシュしてしまうことが時々観られます。
右軸を意識してスイングしましょう。
次回からは、長いクラブでの腕の使いすぎを軽減し、より体の回転によるスイングができることをテーマにしましょう。
【初めてオンコレにご参加頂いたTK様】
テニスをしていたというTK様。
リズムが良く流れるようにスイングをしていました。
細かくスイングを分析してみると、以下ミスに繋がりかねない現象が観られました。
①テイクバックで手を返しフェースを開いている
②テイクバックをインサイドに引いているため、スイングディレクションが右に傾いている(インサイドアウト軌道)
③左右への体重移動を使ってスイングしている
上記によりインパクト時のフェース向きがオープンとなりやすく、飛距離が出にくかったり、ダフリなどのミスが出ていました。
③は、力の使い方を回転運動に変換するのに時間がかかるため、今回のレッスンでは①②の改善として左手の甲を少し下に向けながらアウトサイドにテイクバックすることを意識して頂きました。
次回からは、力の使い方を体重移動から体の回転運動にシフトしたスイングをテーマにしていきましょう。
朝のカウンセリングでも課題にあがりましたが、苦手な方が多いバンカーショットで特に意識して頂きたいことについて記載します。
それはスイング軌道の最下点です。
スイング中、ヘッドが地面に落ちる場所のことです。
バンカーショットは、ボールの手前(右側)にヘッドを落とし砂ごとボールを目標に飛ばす技術が必要です。
スイング軌道の最下点が安定していれば、その位置の2~3cm左側にボールを置けば、うまく打てることになります。
バンカーショットが苦手な方の多くが、ボールの位置に決まりを持たず、ボールの右側にヘッドが落ちるよう手首の角度を解くなど自ら調整しながら打とうとしています。
バンカー練習場で、アドレス時のスタンスの中央に一本の線を引きます。
ボールを置かずにバンカーショットをした際、線上にヘッドが落ちるか、線上に落ちなかった場合どの程度ズレるかを確認し、自身の最下点を把握してください。
JGM笠間ゴルフクラブのようにグリーンの大きなコースの場合、パターの距離感を合わせることがとても大切になります。
以下順番に打つとパターの距離感が身につきやすくなります。
①目標より手前(ショート)するように打つ
②目標より奥(オーバー)するように打つ
③上記の中間の振り幅・スピードで打つ
本日ご参加頂きました2名様は、②のオーバーの距離感をうまく出せていませんでした。
思い切ってしっかりと奥まで打つ信念を持って頂き、パターの距離感に自信をつけて頂きたいです。
次回、
入念なスイング練習や様々なシチュエーションの練習をテーマにしたい方には『100切りゴルフレッスン』、
実際のラウンドでのマネジメントをテーマにしたい方には『9ホールラウンドレッスン』をお勧め致します。
本日はご参加頂き、誠に有難う御座いました。
またのご利用を、心よりお待ち申し上げます。