2019/12/25 (水)
【レッスン日記】9ホールラウンドレッスン(西村コーチ)@JGM笠間ゴルフクラブ
こんばんは。西村圭介です。
今回は、12/25にJGM笠間ゴルフクラブで開催の9ホールラウンドレッスンをレポートします。
レッスンは、以下スケジュールで実施しました。
《午前》
①ドライビングレンジでショット練習
②アプローチ練習場でアプローチ、バンカー練習
《午後》
③パッティンググリーンでパター練習
④西コースで9ホールラウンドレッスン
ご参加頂きました3名様のスイング分析、ラウンドレッスン時の指摘事項について以下まとめて参ります。
【10回目のご参加を頂きましたK様】
K様、10回目のご参加を頂き、誠に有難う御座いました。
100ヤード前後をグリーンに乗せられるようにしたいとのことで、7番~9番アイアンを重点にレッスンしました。
インパクトでフェースが開き、思い通りの方向と距離が出ない時がありました。
主な課題は以下となります。
①切り返しでTPIエラー「オーバー・ザ・トップ」の現象が出ているため、背中方向へ下ろす意識を持つ
②フォローの左手の位置と向きを意識する
1月はお仕事がお忙しいとのこと。
1月下旬からのご参加お待ちしております。
【4回目のご参加を頂きましたO様】
O様、4回目のご参加を頂き、誠に有難う御座いました。
今回はテイクバックの肩と腰の回転方法についてレッスンしました。
イメージは「弓を引く」動きです。
クラブを持たず前傾し、両手をアドレスの位置に垂らします。
左手を斜め下前方へ押し下げ、右手を斜め上後方に引き上げる動きをします。
そうすると右肩と右腰が後方へ動き、より効率的な回転が可能となります。
単純に回す意識を持つとスウェーや前傾の起き上がりに繋がりやすいです。
この意識で右肘の曲げ具合が少なくなり、テイクバックでフェースが開く度合いも少なくなりました。
また、体の筋肉が伸びスムーズなスイングが可能となりました。
次回以降、回転スピードアップをテーマにしていきましょう。
【初めてご参加のT様】
私のレッスンに初めてご参加頂きましたT様。
スイングを観るとインサイドアウト軌道とフリップ現象が起きていました。
以下それぞれの指摘事項をまとめます。
《インサイドアウト軌道》
①フォローを左(左腰前)に低く振り抜く
②頭とヒザを左に流さない
《フリップ》
①左手グリップ変更。左手の平の膨らみをグリップ上にあてがう
②インパクト時の両手首の形を変更し、ハンドファーストインパクトを目指す
次回以降、より体を使ったスイングをテーマにしていきましょう。
短い10ヤード程のアプローチで、切返しからのスイング順序が以下であることを確認して頂きました。
※右打ちの説明です
①フォワードプレスを入れる
②ヘッドを右側方に持ち上げる(手首のヒンジを入れる)
③手を左脚前までスライドさせる(ヒンジはそのまま)
④ヘッドを落とし、手とヘッドの動きを止める
⑤体を左に向ける
上記③をせずに④を行なってしまう方が多くいます。
ヘッドを早くボールに当てたいと思うが故ですが、より安定したインパクトを実現するために③の動きはとても重要です。
午後の9ホールラウンドレッスンでの指摘事項をまとめます。
《K様》
①下りのパターのタッチが強かったです。
3回打ちの素振りの大きさを状況に合わせて変えていきましょう。
②PWでのランニングアプローチが良かったです。
ライが悪い状況でも効果を発揮するため、9番や8番アイアンを含め距離感の練習をしておきましょう。
《O様》
①ショット及びパターのアドレスが右を向きます。
ショットは3~5ヤード程目標を左にしましょう。
パターはアドレス時のフェースの向きがとても重要なため、ボールの線を目標に合わせるなどスクエアにアドレスできるようにしましょう。
②アプローチでシャンクが出ていました。
右膝を前に出さないように注意しましょう。
《T様》
①アプローチ練習で身につけた短いアプローチが効果を発揮していました。
今後も活用してください。
②スタートの3ホールでショットの球筋(方向性)を見極めましょう。
球筋により、ティーグラウンドでの狙い目とティー位置を調整しましょう。
次回以降もコースでの課題克服のため、『9ホールラウンドレッスン』『18ホールラウンドレッスン』『ビギナーコース』をお勧め致します。
本日はご参加頂き、誠に有難う御座いました。
またのご利用を、心よりお待ち申し上げます。