2020/04/25 (土)
【レッスン日記】ビギナー9ホール(西村コーチ)@JGM笠間GC 4月25日
こんばんは。西村圭介です。
今回は、4/22にJGM笠間ゴルフクラブで開催した、ビギナー9ホールレッスンをレポートします。
レッスンは、以下スケジュールで実施しました。
《午前》
①カウンセリング
②ドライビングレンジでショットレッスン
③アプローチ練習場でアプローチ、バンカーレッスン
《午後》
④パッティンググリーンでパターレッスン
⑤西コースに出て9ホールラウンドレッスン
⑥クロージング
ご参加頂きましたN様のスイングの分析、N様から頂きましたレッスンのご要望(課題)、9ホールラウンドレッスンの指摘内容について、以下まとめて参ります。
オンコレに初めてご参加を頂きましたN様。
誠に有難う御座います。
朝のカウンセリング時に、ドライバーがスライスしてしまうお悩みを抱えているとのことでした。
ドライバーのスイングを観させて頂くと、スライスをする要素が多くありました。
下記指摘させて頂きました内容をまとめます。
※左利きの場合
①スライス系の球筋が出る原理を説明。
→フェースの向き(フェースアングル)に対しアウトサイドイン軌道にインパクトするとスライス系の球筋となります。
②アドレスでボールの位置が右過ぎる。
→スイング軌道がアウトサイドイン軌道となる位置にボールを置いているため、スライス系の球筋となる可能性が高くなります。
③グリップの親指の位置がウィーク。
→右手親指の位置がグリップ真上になっていました。
この位置ですとインパクトでフェースが開きやすくなります。
時計の針で表現すると、グリップの11時方向に右手親指を当てましょう。
④インパクトゾーンでフェースが閉じない。
→ハーフウェイダウン(右手が左腰側方の位置)から、体の回転と右腕の外旋(ローテーション)の動きが弱くフェースが開いたインパクトになりやすいです。
体(腰)の回転が少なくインパクトで止まるため、右腕をしっかり外旋させるよう指摘させて頂きました。
⑤インパクトでフリップする。
→インパクトで右手首が甲側に折れるフリップ現象が出ていました。
この現象が出るとフェースが閉じにくくなります。
⑥インパクト時の手の位置が体の外側すぎる。
→インパクト時の手の位置を観ると、右脚よりも外側に位置していました。
ボールの位置の要因もありますが、手を目標方向に出しすぎてしまうと振り遅れてフェースが閉じにくくなってしまいます。
インパクト時は手の位置が右脚内側の前方になるよう右脇を締める感覚を持って頂きました。
⑦フォローまで頭を残す。
→フォローでボールを追うように顔を動かしており、フェースが閉じにくくなっています。
ハーフウェイフォローまでボールを追わず、頭を残すようにしましょう。
上記を意識して頂くことで、TPIエラーである「チキン・ウィング」の現象が減り、出球がプッシュすることやスライス系の球筋が減りました。
次回からもドライバーのインパクトゾーンを改善し、プッシュを減らすことをテーマにしましょう。
50度のアプローチウェッジでふわっとしたアプローチを打てるようになりたいというN様。
下記そのポイントを指摘させて頂きました。
※左利きの場合
①ソールを両足の中間付近の地面にしっかりと落とすようにインパクトしましょう。
②ボールはヘッドの落ちる位置(最下点)の少し先(右側)にしましょう。
ふわっと上げるアプローチを打つためには、フェースの向きを上向きにし、すくい打ちのように下から打ち上げるようなインパクトをする必要があります。
今回はインパクトの仕方のみをレッスンさせて頂きましたが、もっと高く球を上げるには、サンドウェッジなどロフトのあるクラブを使用したり、アドレスでフェースを開くことで実現できます。
午後はパターを練習したのち9ホールラウンドレッスンを行いました。
主に指摘させて頂きました内容をまとめて参ります。
※左利きの場合
①ティーイングエリアは、できるだけ平らで目標に対して対角線上の位置にボールを置くようにしましょう。
②素振りをしヘッドが地面に落ちる位置(スイングの最下点)にボールを置きましょう。
③傾斜地ではライに平行にアドレスしましょう。
④ドライバーのアドレスで、頭の位置を右にしないように注意しましょう。
⑤パターの上りのラインでは、カップの奥に仮想カップを設定し、その手前でボールを止める意識を持ちましょう。
次回以降も練習場とコースでの課題克服のため、『ビギナー9ホール』『9ホールラウンドレッスン』『100切りゴルフレッスン』をお勧め致します。
本日はご参加頂き、誠に有難う御座いました。
またのご利用を、心よりお待ち申し上げます。
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