こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回は、初心者ゴルファーさんでも簡単に飛距離アップを体感できる方法を紹介!
結論から言ってしまうとその方法とは、「アームローテーション」です。
そう私が言うと初心者ゴルファーさんは、「アームローテーションって何?」と思うはずですね。
このあとアームローテーションについて順序立てて説明していきます。
今回の目次は3つです。
【本記事の目次】
・アームローテーションとは?
・アームローテーションが出来るとどうなるのか?
・具体的なアームローテーションを身に付ける練習方法
この3項目でお届けします。
5分程度で軽く読めてしまう記事です。
ではスタート!
結論、アームローテーションとは、ゴルフスイングの一つの動作です。
具体的には、左腕や右腕を使った動作のことを言います。
さらにアームローテーションは、少し複雑な動作と言うこともあり初心者ゴルファーさんが苦手にしているスイング動作の一つでもあります。
そして、このアームローテーションは、車の運転に例えるとハンドルを左右へ回す動きにとても似ています。
例えばバックスイングのアームローテーションは、右へハンドルを回すイメージに近いです。
反対にフォロースルー側のアームローテーションは、左へハンドルを回す動作にかなり似ています。
車を運転される方は、ハンドルを左右に切るイメージでアームローテーションをイメージすると習得が早くなるかもしれませんね!
※合わせて読んでほしい記事
【初心者必見!】ゴルフスイングは回転運動と腕でボールを叩く動作の組合せだ!
https://oncole.jp/column/detail.php?id=3942
じつはアームローテーションが出来るようになると多くのメリットがあります。
ここでは代表的な3つのメリットを紹介しましょう。
・フェースを返すことが出来るようになりスライスボールの矯正ができる
・ハンドファーストでインパクトできるようになりクラブの番手通りの球筋が打てるようになる(ボールの上がり過ぎ抑制)
・手元よりクラブヘッドが速く動くようになり、結果的にヘッドスピードがアップするようになる(飛距離アップ効果))
などなど、とても魅力的な効果があります。
アームローテーションを身に付けることにより、多くのゴルファーさんの悩みである「右へのミスで悩んでいる」「飛距離アップしたい!」などを解決できるはずです。
そんなこともありアームローテーションは、ゴルフ上達をする必須のに必須のスイング動作なんです。
最後はアームローテーションを身に付ける効果的なドリルを紹介します。
素振りなので、ゴルフ経験に関係なく初心者ゴルファーさんでも簡単にできます。
このあと具体的な方法を順序立てて説明します。
練習場はもちろんラウンド中でも気軽にできるので、ぜひ試してほしいです。
【水平素振り】
ずばりクラブを水平に素振りしましょう。
具体的な方法は下記の通りです。
① クラブを1Mくらいの高さに浮かせて空中にアドレスをします。
② 構えた高さを変えずにバックスイングをします(水平にバックスイングするイメージ)
③ ダウンスイングではアドレスしていた位置にクラブを再び戻しましょう。
④ インパクト後は、写真のように右腕が左腕の上に入れ替わる動作を行ってください。
⑤ ①~④を繰り返し行います。慣れてきたら徐々にスピードを速くしましょう。
そして最近では「ゴルフの竪琴」「ダウンイージークラブ」などの練習器具が販売されています。
練習器具を使い、アームローテーションを独学でトレーニングすることもできます。
くわえてアームローテーションを覚えるための注意点も説明します。
アームローテーションを正しく行うためには、左右の肘の向きが重要です。
バックスイングではクラブのシャフトが右肩より上がらないようにする。
さらに右肘は、右脇腹を向くようにする。
反対にフォロースル―はクラブのシャフトが左肩より上がらないようにして、さらに左肘が左脇腹を向くようにしましょう。
この動きが出来ると、インパクト~フォロースルーで手を返す動作が自然にできるようになり、
結果としてクラブフェースを返すスイング動作もできるようになります。
このアームローテーションの動作が出来る事によって右方向へのミスショットや大きな飛距離アップが期待できます。
ちなみに、ここ数年はPGAツアーのトップランカーの選手は、スイング中にボディーターンを多くしてアームローテーションを少なくするスイングをする選手が多くなってきました。
大袈裟な言い方をするとアームローテーションをしない感じで、骨盤の回転を主導的に使いスイングをしています。
しかし慣れないとインパクトのタイミングが難しいこともあり、ゴルフ中級者以上の方用のスイングですね。
今回は以上です。
Have a nice golf !