こんにちは宮下芳雄です。
今回は「チップショットを再点検する!」と題して、冬場のゴルフ場で武器になるチップショットの打ち方を紹介します!
アプローチショットをする際、ダフリやトップなどの悪いイメージが浮かんでしまうゴルファーさんが多いことと思います。
じつは私もゴルフ経験が少なかったころ、アプローチショットが怖くて怖くてしょうがなかったことを覚えています。
ミスをなくすためには基本基礎、さらに状況に合った打ち方を行うことが大切なのです。
まずチップショットとは何かを説明しましょう。
チップショットとは打ち出しを低くして転がしながらピンに寄せるアプローチショットのことを言います。
日本ではランニングアプローチと言われていますね!
ボールを上げるのではなく、転がしを多く使うため距離感を出しやすいアプローチショットなのです。
花道や平らな場所からのアプローチショットに合った打ち方です。
使う番手は9~7番アイアンがお勧め!
しかし、番手については、プロゴルファーやゴルフ上級者はサンドウェッジ(SW)やアプローチウェッジ(AW)を使ってチップショットを行うこともあります(ただしテクニックが必要です)。
チップショットはボールを打つ際、クラブフェースをボールの側面にヒットする打ち方なので、ダフリやトップなどのミスが出にくいことが特徴です。
ちなみにSWやAWでボールを上げる打ち方ではリーディングエッジ(フェース面の歯の部分)を地面とボールの狭い隙間に滑りこませるので、その加減が少しでも狂ったときに大きなミスになってしまうのです。
そんなこともありチップショットはミス自体が出にくくて、ミスをしたとしても大きなケガになりにくい打ち方なのです。
ではチップショットの基本基礎を説明しましょう。
まずはボール位置です。
ボールはスタンスの真ん中か、真ん中よりボール一個分右へセットをしましょう。
グリップエンドの位置はおへそより左へセットしてください。
体重配分は左足6:右足4にして最初から左足へ加重しておくことがオススメです。
クラブの振り方は、右手のひらがずっと地面を向いているイメージで振っていきましょう。
じつは右手のひらがダウンスイングからコンタクト時に上を向いてしまうと、トップやダフリの原因になるのです。
手のひらを意識するだけなので、初心者ゴルファーさんにも簡単にイメージしていただけることと思います。
くわえて左肩、左肘、クラブ(シャフト)が一直線になるようにしていきましょう。
左右対称でクラブを振り、コンタクト時にクラブヘッドを止めないよう気を付けてください。
チップショットはアプローチの基本と言われています。
ミスも出にくく、距離感も合わせやすいので、ゴルフ初心者の方にお勧めできるアプローチショットです。
今までやったことのない方もぜひ行ってみてくださいね!