こんにちは宮下芳雄です。
エンジョイゴルファーさん「パンチショットって聞いたことがあるけど、どんなショットなんだろう?パンチショットが打てるとなんか良いことあるのかな?」
そんな疑問にお答えします。
結論から言ってしまうとパンチショットとは、コンパクトなスイングで打つショットのことです。
飛距離はそれほどでませんが、方向性がとても良い打ち方がパンチショットなのです。
パンチショットが打てるようになると「風に負けないショットが打てる」「アイアンの番手と番手の間の距離を打てるようになる」「林から低いボールで一発で脱出できる」などなど色々な場面で状況対応ができるテクニックを身に付けることができます。
つまり、100切りができない人が90台のスコアを出せたりするんです。
100切りで悩んでいる方は、この記事を最後まで読んで次回の練習の参考にしてくださいね。
【本記事の目次】
①パンチショットを打てると何が良くなるのか?
②正しいパンチショットの打ち方
この2項目で解説していきます。
■風に負けない低いボールが打てる
アゲインストの風(向かい風)は低いボールが打ちたいですよね。
なぜなら、アゲインストで高いボールを打つとボールが飛ばなくなるからです。
さらに低くボールを打たないと風の影響で打球も大きく曲がりやすくなります。
■林の中から低いボールが打てる
パンチショットが打てると林の中からでも低いボールで打球が打てて、枝に当たらないリカバリーができるようになります。
■ディボット跡から上手く打てる
ボールが芝生が削れた跡にできたディボットから上手く打てるようになります。
その理由は振り幅を抑えることでミート率の高いスイングができるからです。
さらにパンチショットではふり幅は小さいものの、強いインパクトにより飛距離を大きく落とさないでショットができることも良い点です。
■初心者はミート率を上げる練習になる(スイングの基礎作り)
パンチショットを練習することにより2つ良い点があります。
・小さい振り幅でスイング軌道のトレーニングになる
・振り幅が小さいことでミート率を高めることができる
そんな理由もあり、パンチショットの練習はゴルフ経験を問わず、色々なゴルフスタイルの方に合うスイング練習になるのです。
さて具体的にパンチショットの打ち方を説明していきましょう。
具体的には3つの項目を使い解説していきます。
・パンチショットを打つ為のアドレス
・パンチショットが打てるスイング
・パンチショットの注意点
■アドレス
まず最初はアドレス(構え方)からです。
ボールの位置はスタンスの中央、もしくはいつもより右へ置きましょう。
さらにハンドファーストに構えることも忘れないでくださいね。
ちなみにハンドファーストとは、シャフトを目標方向へ少し傾けた構え方のことを言います。
そしてグリップは短く握りましょう。
具体的には2センチくらい短く握ればOKです。
■スイング
つぎはスイング(クラブの振り方)です。
クラブの振り幅は肩より高く上げないようにしましょう。
パンチショットはコンパクトなスイングで、クラブを振るのが正解です。
そしてダウンスイング鋭角に打たないように気を付けたいですね。
具体的にはバックスイングでクラブを低く上げて、フォロースルーは低くクラブを振り抜きましょう。
その理由は鋭角に打ち込むスイングだとバックスピンが多くなるからです。
バックスピンが多くなると打球が吹き上がってしまい飛距離がでなくなってしまいます。
さらにフォロースルーを小さくしましょう。
フォロースルーを高く振り上げてしまうと弾道が高くなってしまい風の影響を強く受けてしまうからです。
それを改善する為にスイングしたと一度地面にクラブを付ける素振りが、とても効果的です。
無意識でフォロースルーを低くすることができるようになります。
くわえて腕と骨盤を組み合わせてスイングをしましょう。
つまり手で叩きつけるような打ち方はNGです。
その理由は、やはりバックスピンが多くなるからです。
■注意点
最後にパンチショットでの注意点です。
パンチショットは、本来の打球より、弾道の高さが低いことが特徴です。
と言うことはキャリーが出ないのです。
そして反対にランは多くなります(打球が止まりにくくなります)
そんなこともあり「バンカー越えの状況」「砲台グリーン」などではクラブ選択に注意をしてパンチショットをしましょう。
ここまでご覧頂きましてありがとうございます。
秋ゴルフではパンチショットを使って正確なショットをいっぱい打ってくださいね。
今回は以上です。
ではHave a nice golf!