レッスンコラム

失敗しないつま先上がり傾斜の打ち方PART2

宮下 芳雄

こんにちは宮下芳雄です。
今回は「失敗しないつま先上がり傾斜の打ち方PART2」をお届けします。

まだ「失敗しないつま先上がり傾斜の打ち方PART1」を読んでいない方はこちらの記事からお読みくださいね。
https://oncole.jp/column/detail.php?id=xxxx

今回の記事の目次は2つです。

【目次】
①つま先上がり傾斜でよく出るミスは?
②明日のゴルフに間に合う上手く打つコツ

ではスタートです。

①つま先上がり傾斜でよく出るミスは?

つま先上がり傾斜では、ダフリのほかに良く出るのが左へのミスです。
これには二つの理由があります。

・地面に対してライ角がアップライトになるので、左へボールが飛びやすくなる
・フラットにスイングするとアームローテーションが強くなり、左へのミスが出る

そしてこの左へのミスを改善するには3つの方法があります。

1.目標よりも右を向く
左へのミスを想定して、あらかじめ目標より右を向いておく。
アドレスの向きを右にするだけなので初心者ゴルファーさんでも簡単にできる方法です。
ただし右を向き過ぎたり、ボールが予想外に左へ飛ばないと、逆に右へ大きくミスしてしまうことがあるので注意しましょう。

2.ボールを右足寄りへ置く
ゴルフスイングはフェース面を開閉しながら円運動をしています。
つまり通常よりボールを右へセットすると無意識でフェースが開いて当たるようになります。
結果としてボールが左へ飛びにくくなるのです。

3.アドレスでフェースを右へ向ける
目標に対してフェースの向きを始めから右へ向けてしまいます。
物理的に左へボールが飛ばないようにするのです。
しかし、こう書くと「シャンクが出そうな気がする」「違和感があってスイングできない」と思うはずです。
私もコースレッスンをしていて気が付くのですが、たしかにフェースを右へ向けるとボールがまったく当たらなくなる人がとても多いです。
そんなこともあり、フェースを開くのはプロゴルファーやゴルフ上級者用といってもいいでしょう。
自信のある方、違和感がない方はぜひ試してみてください。

②明日のゴルフに間に合う上手く打つコツ

最後に明日ゴルフでも間に合うコツを紹介しましょう。
それは「腹圧」です。

ゴルフで腹圧とは、アドレスでお腹に力を入れて(お腹を膨らませて)スイングすることです。
これによりスイング中の軸がブレにくくなくなります。

結果としてつま先上がり傾斜でもバランスを崩すことなく安定したショットを打つことができるのです。
これはゴルフのレベルや経験に関係なく誰でも簡単に成果を感じられるコツです。

ここまでご覧いただきましてありがとうございます。
前回、今回と2回シリーズで「失敗しないつま先上がり傾斜の打ち方」をお届けしました。

今回は以上です。
ではHave nice golf!
さようなら~

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