レッスンコラム

準備万端だとメチャクチャ楽しくなる雨の日のゴルフ!

宮下 芳雄

こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回は雨の日でも楽しくゴルフができる方法を紹介します。こんなゴルファーさんいませんか?

「クラブ競技に出ているので雨の日ゴルフの注意点を知りたい」
「雨の日のでも楽しくゴルフができるコツを教えてほしい」
「雨ゴルフのメリットや注意点が知りたいな!」

そんな方は今回の記事を最後まで読んで雨の日でもゴルフを楽しめる方法やコツを発見してくださいね。

【記事の目次】
■ゴルフは雨を楽しむスポーツ!?
■雨予報の日はレインウェアを準備しよう
■ゴルフ場には雨傘がちゃんと用意されているので安心
■雨の日ゴルフは逆に実力アップのチャンス

■ゴルフは雨を楽しむスポーツ!?

ずばり言ってしまうとゴルフはアウトドアスポーツです。
つまり色々な状況の天候やそれにより変化をする自然を楽しむスポーツなのです。

そんな理由で雨の日もゴルフの楽しみのひとつで、雨が降っているからといってキャンセルするのは、正直もったいないです。
そしてゴルフは雨の日でも準備万端でラウンドをすれば、意外に楽しめたりします。

次の項目からは雨の日ゴルフの具体的な楽しみ方を紹介していきます。続けて読んでください。

■雨予報の日はレインウェアを準備しよう

ゴルフに出かけるとき、まずは天気予報を確認してください。そして当日、雨予報が出ているときはレインウェアを必ず持参しましょう。

ほとんどのゴルフ場ではレインウェアをハウス売店などで販売はしていますが自分に合ったサイズが無かったり、気にいったデザインが無かったりするので、事前にゴルフショップなどで購入しておきたいですね。

これからゴルフを始めようと考えている人、あるいはレインウェアを購入しようと思っている人に向けて「こんなレインウェアを買ってはいけない」というアドバイスをしましょう。

レインウェアはメーカー、色、デザインなど多くの種類が数多くあります。
そんな中で一番大事なことは、絶対に安いレインウェアは買わないことです。

なぜなら普通の服ならば、サイズやデザインを見ながら安価なものを探せますが、レインウェアはそれプラス、雨をしのぐ、さらに防水性能がとても重要だからです。
そしてゴルフ場でも家の近くのゴルフショップでもレインウェアの価格はピンキリです。

ゴルファーさんの懐事情もありますが安いレインウェアは薄手のものが多く、雨がしみてきたり、風や寒さをしのげないことが多いです。
結局、あとあと値段が少し高めの性能の高いレインウェアに買い替えをしなければならないことになります。

そんなこともありレインウェアは少し高くてもしっかり防水、防寒できるものを購入してほしいのですね。
性能の良いレインウェアを一着持っていれば、ゴルフに限らずアウトドアのスポーツや野外の遊びにも使えるのでとても便利です。

■ゴルフ場には雨傘がちゃんと用意されているので安心

ずばり言ってしまうとゴルフ場には雨傘が準備されています。具体的には、当日使う乗用カートにプレイヤー人数分の傘が常備されています。

さらに乗用カートに乗せたゴルフバッグが濡れないようにゴルフバック全体を覆い、雨に濡れないためのカバーも用意されています。
そしてプレイ後、濡れたり、汚れてしまったゴルフバッグやゴルフクラブはゴルフ場のスタッフがきれいに拭いてくれます。

※ゴルフ場の運営システムが完全セルフプレイのケースは、自分で拭かなくてはいけない場合もあります。

さらに濡れてしまったレインウェアは業務用の大型乾燥機で乾かすことができます。
多くの大型乾燥機はキャディーマスター室の近くに設置してあり、無料で誰でも使うことができます。

ちなみに大型乾燥機では、レインウェア以外にもグローブやキャップを乾かしても大丈夫です。
午前中のプレイで濡れてしまったレインウェアも昼食休憩後には、すっかり乾いているので午後からのプレイでも快適にスイングできるはずです。

■雨の日ゴルフは逆に実力アップのチャンス

結論を先に言ってしまうと雨の日ゴルフは、実力アップには最適な環境です。その理由は下記の通り。

・雨で砂が硬くなったバンカーの練習ができる
・天気の良い日のラウンドがメチャクチャ簡単に感じるようになる
・悪いコンディションでプレイすることでメンタルを鍛えることができる
・雨の日は地面が柔らかいので打ち込み過ぎのスイングに気づけて改善できる

このあと順序立てて説明します。

①雨で砂が硬くなったバンカーの練習ができる
ずばり言ってしまうと雨で砂が硬くなったバンカーの練習ができます。
ゴルフはアウトドアスポーツなのでプレイをするフィールド環境が気候により大きく変わります。
つまりその大きく変わる環境に合わせてプレイができる人はスコアがよくなると言うわけです。
その一つがバンカーです。
具体的に言うと雨が降るとバンカーの砂は水分を含み硬くなります。
結果としてクラブのソールが硬くなった砂に跳ね返され「直接ボールを打ってしまうミス」「距離感が強くなりすぎるミス」などが起きやすくなります。
対処法は大きく3つです。
・フェースを開かないで打つ
・SW→AWにクラブ変更
・コックを使わないで鈍角で打つ
などなど通常のバンカーショットとは違った状況対応をしなくてはいけません。
この色々な状況を想定した打ち方をすることによりテクニックや状況見極め能力などが身につき、結果としてゴルフレベルを上げることができるのです。

②天気の良い日のラウンドがメチャクチャ簡単に感じるようになる
当たり前と言ってしまうと当たり前ですが、雨の日にゴルフをすると天気の良い日がメチャクチャ簡単に感じられるようになります。
その理由は3つです。
・雨の日よりも晴れた日の方が飛距離がでて簡単になる
・雨の日よりも晴れた日の方がダフりの大きなミスが出にくい
・雨の日よりも晴れた日の方がスイングしやすい
などなどです。
つまり難しい状況で練習をすることにより、晴れた日のゴルフが簡単に感じられ結果的にスコアも良くなると言うわけです。

③悪いコンディションでプレイすることでメンタルを鍛えることができる
実際に雨の中でゴルフをしたことがある方は分かると思うんですが雨ゴルフは精神的に鍛えられます。
晴れの日より、やらなくてはいけないことが増えるからです。
例えば「傘をさす」「クラブを濡れないようにする」「手袋を何度もかえる」などなどです。
晴れの日とは違う所作をしなければいけません。
じつはこのことが、メンタルを鍛えることになるのです。
そして雨ゴルフで精神力を鍛えることによって晴れた日のゴルフでは心穏やかにスムーズなプレイができるわけです。

④雨の日は地面が柔らかいので打ち込み過ぎのスイングに気づけて改善できる
結論を言ってしまうと打ち込み過ぎのスイングを改善することができます。
地面がドライになっているときには気づけないのですが、雨が降り地面が柔らかくなっている状況で打ち込み過ぎのスイングをしてしまうとダフリのミスが出やすくなります。
でもこう私が言うと「ゴルフコーチにクラブを地面に打ち込むよう(ダウンブロー)に教わったけど…」と思う方もいるでしょう。
たしかにダウンブローと言ってクラブヘッドを地面に向けて打ち込むことは間違いではありません。
しかし、過剰に打ち込んでしまうと入射角度(クラブを打ち込む角度)を鋭角にしすぎるとダフリや打球が低くなり過ぎてしまうミスになってしまうのです。
そんな理由で過剰な打ち込み過ぎには注意が必要です。
そして雨の日のゴルフでは地面が柔らかいので打ち込み過ぎのスイングに気づくことができると言うわけです。

この記事を読んでいるあなたが、もし本気でゴルフが上手くなりたいなら、あえて雨の日にゴルフをしたりコースレッスンを受けることがお勧めです。
今回は、準備万端だとメチャクチャ楽しくなる雨ゴルフをテーマに記事を書きました。

本気でゴルフが上手くなりたい人は、あるいはクラブ競技などで雨の日のゴルフをしている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ではHave a nice golf!

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