こんにちは、プロゴルファーの宮下芳雄です。
今回は、ゴルフのルールやマナー、そして専門用語をテーマに記事を書きました。
ゴルフ初心者さんが一番最初に覚えなけれはいけないのは、ずばり言ってしまうとゴルフのルールです!
その理由は、ゴルフのルールがとても複雑で色々な状況によって対処法が違うからです。
ゴルフ経験の長いゴルファーはもちろん、プロゴルファーでさえゴルフルールで迷ってしまうことがあります。
そんなこともありゴルフ初心者さんにゴルフのルールを正しく理解し学んでほしいと私は思っています。
そして今回は、そんなゴルフのルールの中で基本中の基本をピックアップして紹介します。
さらに記事の後半では、ゴルフ専門用語やゴルフマナーもあわせて説明をしていきます。
ではじっくりご覧ください!
※ルールについては、2021年5月現在のR&Aのルールブックに基づいて記事を書いています
ゴルフは、ティーイングエリア(プレーをスタートする場所)からボールを打ち始めてグリーン(プレーが終わる場所)上にあいているカップに入れるスポーツです。
これを18ホールおこない、トータルの打数(スコア)が多いか?少ないか?を競技者同士で競います。
ちなみにこの打数(スコア)が少ないほうが成績が良いスポーツです。
1-1 ■ゴルフでの打数(スコア)の数え方
ゴルフの打数(スコア)は、ティーイングエリアからグリーン上のカップに入るまでに何回ボールを打ったかを数えていきます。
さらに「OB(アウトオブバウンズ)」「池(レッドペナルティー、イエローペナルティーがあります)」「ロストボール(紛失球)」など打数(スコア)にペナルティーが付いてしまうこともあります。
この打数(スコア)以外にペナルティーがついてしまうことについては次の項目で説明してしますので、続けて読んで下さい。
1-2 ■打ったボールがOBに入ってしまった場合
ずばり言ってしまうとOBとは、アウトオブバウンズの略です。
このアウトオブバウンズとは、プレイをすることができない場所にボールが入ってしまったことを言います。
ちなみにOBの場所は白杭でそのエリアを示しています。
具体的には、白杭と白杭を結んだ線を越えてしまうとOBになります。
そして打ったボールがOBのエリアに入ってしまった場合は、1打のペナルティーがつきます。
さらに元ボールを打った位置から打ち直しをしなければいけません。
例をあげると1打目がOBだった場合、次に打つのは、実際には2打目なですが、OBのペナルティーが1罰打ついてしまうので3打目になってしまうのです。
つまり元の位置に戻って3打目からプレイを再開しなくていけなくなるのです。
1-3 ■打ったボールが池に入った場合
じつは池には、レッドペナルティエリアとイエローペナルティエリアとの2種類があります。
さらにイエローペナルティエリアとレッドペナルティエリアでは、それぞれに救済処置の仕方に違いがあります。
レッドペナルティエリアにボールが入ってしまった場合は、そのままプレーするか、1打ペナルティーで救済を受けるかを選ぶことができます。
そして1打ペナルティーで救済を受けるには3つの選択肢があります。
①最後にプレーをした地点に戻る
②ボールがペナルティーエリアの縁を最後に横切った地点とホールを結ぶ線上でそのペナルティーエリアの後方(距離の制限なし)に基点を決める。
そこから1クラブレングスでホールに近づかないペナルティーエリア以外のコース上にドロップをする。
③ボールがレッドペナルティーエリアの縁を最後に横切ったと思われる地点を基点にして、その基点から2クラブレングス以内にドロップをする。
救済エリアは基点よりホールに近づかず、同じペナルティーエリアでなければコース上のどこにドロップをしてもOKです。
イエローペナルティエリアにボールが入ってしまった場合は、そのままプレイをするか、もしくは1打ペナルティーで救済を受けるかを選ぶことができます。
1打ペナルティーの救済には次の2つの選択肢があります。
①最後にプレイした地点に戻る
②ボールがペナルティーエリアの縁を最後に横切った地点とホールを結ぶ線上でそのペナルティーエリアの後方(距離の制限なし)に基点を決める。
そこから1クラブレングスでホールに近づかないペナルティーエリア以外のコース上にドロップをする。
そしてボールが池に入ってしまっても池の水が無かったり水深が浅くボールを打てるケースは、そのまま打つこともできます。
1-4 ■打ったボールがロストボールになった場合
ラウンドをしていて打ったボールが見つからずに紛失してしまったことをロストボールと言います。
ロストボールになってしまった場合は、元打った場所に戻り、1打罰で打ち直しをする。
あるいはボールがなくなったと思われる場所から2打ペナルティーを払いプレーを再開するローカルルールが認められました。
つまり1打目でロストボールになった場合は、ティーグラウンドに戻り3打目で打ち直しをする。
あるいは、ボールがなくなったと思われる場所から第4打目でプレイを続けるのかをゴルファー自身で選ぶことができるようになったのです。
1-5 ■ゴルフのルール違反であるペナルティについて
じつはペナルティには、複数の種類があります。
具体的には、OBやペナルティエリアのようなプレイできない場所にボールが入ってしまった場合のペナルティと、
その他に「間違った場所からのプレイをした」「打つ前にバンカーに触れてしまった」「同伴者のボールを間違って打ってしまった」などなど、
色々なケースがあるのでゴルフのルールブックを読んだりラウンドをしながら覚えてほしいです。
1-6 ■ボールがバンカーに入った場合
ちなみにバンカーとは、芝生ではなく砂で出来たエリアのことを言います。
コース内のセカンドショット地点などにあったり(フェアウェイバンカー)グリーン周りにあったりします(ガードバンカー)
そしてバンカーにボールが入っただけでは、ペナルティーはつきません。
しかし、打ったボールが砂に深く埋まってしまったり、バンカーの顎に突き刺さってしまいプレイができない状況になってしまった場合はペナルティを払って救済を受けることができます。
例えばバンカーの中でドロップをしたり、別の方法ではバンカーの外にボールを出したりするルール上の救済を受けることができます。
さらに掘り下げて説明をするとバンカーにボールが埋まってしまいプレイできない状況では、アンプレヤブルを宣言してバンカー内にボールを動かすことができます。
ちなみにアンプレアブルとは、ボールを打つことが出来なくなった場合に救済を受けられるルールのことです。
1打ペナルティーを払い決められた場所へボールをドロップしてからプレイをすることができます。
具体的な処置方法は、ボールが元あった位置からクラブ2本分の範囲内にドロップしてプレイをすることができます。
もう一つの方法は、ピンとボールがあった場所を結んだラインの後方線上に下がりバンカーの外へドロップする処置方法です。
この処置の場合は2打のペナルティーを払いプレイを続けることができます。
ローカルルールとは、ゴルフ場独自のルールや特定のトーナメントで使われるルールのことです。
具体的には下記の通りです。
【ローカルルールの例】
・前進4打
・6インチプレース
・1グリップOK
・ギブアップ
2-1 ■前進4打とは?
前進4打とはティーショットなどの第1打目をOBに打ち込んでしまった場合、セカンドショット地点にある特設ティー(プレイング4とも言います)からプレイをすることを言います。
ちなみにこの場合は、第4打目からプレイをすることになります。
この前進4打を使うことにより、打ち直しを何度もすることがなくなるので、プレイの進行が早くなるメリットがあります。
2-2 ■6インチプレースとは?
6インチプレースとは、ボールが止まっている場所から、ホールに近づかないで6インチ(約15cm)の範囲内にボールを動かしても良いというルールのことです。
ボールが芝生に沈んでいたり、ベアグラウンド(土の上)だったりする難しい場所にあるボールを芝生がきれいに生えている優しい場所に動かせる救済を受けることができるルールなのです。
このルールもボールを優しい状態の位置へ動かせることにより、ミスショットが出にくくなりプレイの進行が早くなるメリットがあります。
2-3 ■1グリップOKとは?
1グリップOKとは、パッティングをした時にカップから1グリップ(約30cm)以内にボールが止まっていたときに、
つぎに打つパッティングが入ったものとしてカップインさせるプレイを省略をし、1打を加えてホールアウトすることを言います。
このルールもプレイを短縮することによりプレイの進行を早くする効果があります。
2-4 ■ギブアップとは?
ギブアップとは、プレイ中に何度もミスショットを繰り返してしまい数え切れなくなってしまった時に、そのホールの3倍のパーの数字をスコアとして記録することを言います。
具体的にはパー4のミドルホールでは、ギブアップを申告すると、スコアは「4×3=12」となります。
ゴルフには、ルールの他に多くのゴルフ専門用語があります。
初心者ゴルフファーさんにとって、その専門用語は複雑で難しく感じると思います。
しかし、ゴルフ専門用語を覚えることで、
他のゴルファーさんとの会話がスムーズになりコミュニケーションが取れやすくなったり、
ゴルフトーナメントをテレビ観戦するときに、専門用語を事前に知っておくと、すごく楽しめるようになったりします。
3-1 ■ゴルフクラブの名前
一番最初は、ゴルフクラブの名前を説明します。
・ドライバーとは?
ドライバーとは、一番飛距離がでるゴルフクラブです。
ひと昔前は、木で出来ている物がほとんどでしたが、
現在は「ステンレス」「チタン」「カーボン」などの素材が使われています。
通常はティペグを使い3センチから5センチ程度地面からボールを浮かせてボールを打ちます。
このドライバーを使う場面はパー4、パー5などのティーショットで使います。
ちなみにプロゴルファーなどパワーのあるゴルファーは地面から直に打つこともあります。
・フェアウェイウッドとは?
フェアウェイウッドとは地面の上から直接打つクラブのなかで一番飛距離が出せるゴルフクラブです。
ちなみに3番、5番、7番など飛距離を打ち分けるためにそれぞれ、ロフト角と言われているクラブの角度を変えています。
現在使われているフェアウェイウッドの多くは、3番、5番、7番がほとんどです。
ゴルフメーカーによっては、4番、6番などもあります。
・アイアンとは?
アイアンとはヘッドの部分が金属製のクラブです。
クラブの番手が複数あり、狙う飛距離によって使い分けをします。
ひと昔前は3番アイアンから9番アイアンの番手を使っているゴルファーさんが多くいましたが、
現在は5番アイアンから9番アイアンだけを使うゴルファーさんが増えています。
・ユーティリティとは?
ユーティリティとは、フェアウェイウッドとアイアンの良いとこどりをしたゴルフクラブです。
具体的には、そこそこ飛距離を出すことが出来て、ボールも上がりやすいことが特徴です。
多くのゴルファーさんは、3番アイアンや4番アイアンの代わりにユーティリティを使っていることが多いいです。
ちなみに一般的には、ユーティリティと言われていますが、クラブメーカーによっては、「ハイブリッド」「レスキュー」と呼ぶこともあります。
・ウェッジとは?
ウェッジとは、アイアンと同じく金属で作られているクラブです。
その違いは、他のアイアンよりもシャフトが短く、そして総重量が重いことです。
100ヤード以内の距離からピンを狙ったり、
グリーン周りからピンに寄せたり、
あるいはバンカーやラフなどボールを高く上げないといけない状況で使うクラブです。
・パターとは?
グリーン上のカップへボールを入れるためのクラブです。
すべてのゴルフクラブの中でロフト角が一番少なくてボールを転がしやすいデザインになっています。
ちなみにパターのデザインはとても多くあり代表的なデザインは、「L字タイプ」「T字タイプ」「ピンタイプ」「マレットタイプ」「ネオマレットタイプ」など多種多彩です。
3-2 ■ゴルフ場で使う専門用語
二つ目はゴルフ場で使う専門用語です。
初心者ゴルファーさんにも理解して頂けるように
分かりやすく順序立てて説明していきます。
・フェアウェイとは?
フェアウェイとは、ゴルフコース内の芝を短く刈り込んである場所のことです。
芝生を短く刈ってあることもありショットが打ちやすい場所です。
・ラフとは?
ラフとは、フェアウェイよりも芝生をわざと長く伸ばしている場所です。
芝生が長いことによりフェアウェイから打つよりもプレイが難しいです。
・ディボットとは?
ディボットとは、アイアンショットをしたあとに芝生を削った凹み跡のことをいいます。
ちなみに削り取った芝のほうをターフと呼びます。
・目土とは?
目土とは、ディボット(芝生を削った凹み跡)に砂を入れて平らにして芝生の養生をすること言います。
・グリーンとは?
グリーンとは、芝をひじょうに短く刈り込んでパッティングをするため専用のエリアのことです。
ちなみにグリーンに乗ったボールは、マークをして拾い上げてボールを拭くことができます。
・ボールマークとは?
ボールマークとは、ボールをグリーンに向けて打ったあとグリーン上にできた凹みのことです。
マナーとしてボールを打ったプレイヤーが自らグリーン上にできた凹みを直さなければいけません。
・ウォーターハザードとは?
ウォーターハザードとは、コース内にある池や川などの総称のことです。
実は2019年のルール改正でウォーターハザー」という言葉は、現在は廃止されています。
それにかわり「レッドペナルティエリア」「イエローペナルティエリア」という呼び方に変更されています。
・バンカーとは?
バンカーとは、大きな凹みにわざと砂を入れて造った場所のことです。
ボールを砂の上から打つのでプレイするのが難しいエリアなのです。
そしてショットをする際にクラブを砂につけるとペナルティーになるので注意が必要です。
・フェアウェイバンカーとは?
フェアウェイバンカーとは、パー4やパー5などのティーショットの落下地点にあるバンカーのことを言います。
ちなみにフェアウェイバンカーはコースの難易度を上げるために作られています。
別名クロスバンカーとも呼ばれています。
フェアウェイバンカーもショット際にクラブを砂につけるとペナルティーになるので注意が必要です。
ガードバンカーとは?
ガードバンカーとは、グリーン周りにあるバンカーのことです。
グリーンを守る(ガードする)ようにデザインされていることからこの名前で呼ばれています。
ちなみにガードバンカーは淵が高い壁のようになっていることが多く、ボールを打つのが難しい場所でもあります。
ガードバンカーもショットをする際にクラブを砂につけるとペナルティーになるので注意が必要です。
グラスバンカーとは?
グラスバンカーとは、砂ではなく長い芝生が生えている窪地ことです。
ちなみにグラスバンカーは、ハザードではないのでクラブを地面につけてもペナルティはつきません。
3-3 ■ゴルフのスコアに関する専門用語
次は、スコアに関係する専門用語を説明します。
・パーとは?
パーとは、各ホールの基準となる打数(スコア)の数字のことを言います。
・バーディー?
バーディーとは、パーを基準とした場合にパーよりも1打分少ない打数(スコア)でカップインできたことを言います。
・イーグルとは?
イーグルとは、パーを基準とした場合、パーよりも2打分少ない打数(スコア)でカップインできたことを言います。
・ボギーとは?
ボギーとは、パーを基準として場合、パーよりも1打分多い打数(スコア)でカップインしたことを言います。
・ダブルボギーとは?
ダブルボギーとは、パーを基準とした場合、パーよりも2打分多い打数(スコア)でカップインしたことを言います。
・トリプルボギーとは?
トリプルボギーとは、パーを基準としてパーよりも3打分多い打数(スコア)でカップインしたことを言います。
ゴルフ場は「パー3(ショートホール)」「パー4(ミドルホール)」「パー5(ロングホール)」など各ホールを何打でカップインできたらパーになるかが決められています。
具体的には、パー3なら3打、パー4なら4打、パー5なら5打でカップインできるとそれぞれのホールでパーでプレイが出来たことになります。
ちなみに多くのゴルフ場は、18Hすべてのホールでパーが取れるとスコアが72となるようになっています。
3-4 ■ショットに関するゴルフ専門用語
最後に、ショットに関する専門用語を紹介します。
・ティーショットとは?
ティーショットとは、ティーインググラウンドから打つ一番最初のショットのことを言います。
・セカンドショット、サードショットとは?
セカンドショット、サードショットとは、ティーショットを打った後、2回目に打つショット(2打目)のことをセカンドショットと呼びます。
さらに3回目に打つショット(3打目)をサードショットと呼びます。
・アプローチショットとは?
アプローチショットとは、グリーン周り(50Y以内くらい)からピンを狙って打つショットのことを言います。
・チップインとは?
チップインとは、アプローチショットで打ったボールが直接カップインしたことを言います。
・パッティングとは?
パッティングとは、グリーン上でパターを使ってカップ向けてボールを打つプレイのことを言います。
・カップインとは?
カップインとは、パッティングをしてグリーンに開いているカップにボールが入ったことを言います。
ゴルフは昔からルールとマナーを守って楽しむスポーツと言われています。
この項目では、ゴルフ初心者さんにも知っておいてほしいゴルフマナーについて分かりやすく説明をします。
・同伴者がプレイしている時は動かないで静かにしている
ゴルフでは、他の人が打つときは静かにすることがマナーです。
他の人との会話は、もちろん携帯電話などはマナーモードに設定し、着信音などが鳴らないようにしておきましょう。
さらにスタートホールや途中のホールで前の組に追い付いてしまった場合にも同じように同伴者との会話や携帯電話の音に十分気をつけましょう。
・プレイファーストを意識する
多くのゴルフ場は、9ホールのプレイ時間を2時間15分前後でお願いをしています。
言葉を言い換えると1ホールに掛かる時間を約15分で計算しています。
そんなプレイファーストでゴルフをする為には、ショットをする前の準備や、打ったボールへ移動をする時間、
くわえてミスショットを想定してクラブを3本くらい持ってプレイをするなどプレイフェースを意識しながらラウンドをしましょう。
そして林や崖などボールが無くなりやすい場所に打ち込んでしまった場合は、ルールで定められているボールを探す時間は3分以内を守りたいですね。
ボール探しを3分以内にすることもプレイファーストできるコツです。
・ショットをした後、芝生やバンカーの砂を整える
ゴルフでは、ショットをしたあと、芝生やバンカーの砂を整えて元に戻すことが大切です。
例えば、バンカーショットを打ったあとや足跡をきれいにならしたり、コースの芝を削ってしまったら、そこにできた凹みに目土を入れるなどをしましょう。
・クラブハウスに入る前にシューズについた芝や土を落とす
プレイが終了後、クラブハウスに入る前にシューズについた芝や土を落としましょう。
日本のゴルフ場は、ほぼ全てクラブハウス前にゴルフシューズの芝や土を吹き飛ばすエアーガンが設置してあります。
そのエアーガンを使いゴルフシューズを奇麗にしてからクラブハウスに入ることが大切なマナーになります。
・スタート時間を守る
ゴルフは、予約する時にスタートする時間を決めています。
そのため決められた時間に遅刻をしてしまうと自分の組だけでなく、他の組やさらにゴルフ場にも迷惑が掛かってしまいます。
遅くてもスタート時間の30分前にはゴルフ場のフロントでチェックインをして、
決められたスタート時間の10分前までにはスタートホールのティーグラウンドで待機をしておきましょう。
ゴルフは服装(ゴルフウェアー)にも気をつける必要があります。
ちなみにゴルフウェアーのマナーは、ゴルフ場によって違いがある為、事前にゴルフ場に問い合わせをしたり、ホームページで確認をするようにしましょう。
・シャツに関するマナー
シャツについては襟付きを着用するのが正しいマナーです。
そして襟については、タートルネックやハイネックでも大丈夫なゴルフ場もあります。
冬には襟付きシャツの上にフリースやダウンジャケットなどを着ても大丈夫です。
さらにポロシャツの裾は外に出さずパンツの中に入れることが正しいマナーです。
・パンツに関するマナー
パンツについては、大きく分けてスラックスとやハーフパンツがあります。
女性の場合はこれに加えてワンピースやスカートがゴルフウェアの正しいマナーとされています。
ハーフパンツ、スカートを着る場合は、ハイソックスを合わせて着用することをマナーとして決めているゴルフ場もあります。
ジーンズ素材のパンツやカーゴデザインのパンツ、迷彩柄のパンツなどは禁止されているゴルフ場もあるので注意が必要です。
・シューズに関するマナー
ゴルフ場では、ゴルフシューズを必ず着用するようにしましょう。
ゴルフシューズには、プラスチックのスパイクが付いたソフトスパイクとスパイクレスシューズ(靴底に凹凸のパターンがある物)があります。
ひと昔前は、金属の鋲が付いたゴルフシューズもありましたが、現在は芝を痛めるなどの理由から多くのゴルフ場で禁止されています。
・帽子に関するマナー
帽子については、熱中症対策や打球事故から頭などを守る役目があります。
ちなみにゴルフの帽子には、キャップやサンバイザー、ハットやニット帽などいろいろな種類があるのでウェアに合わせても面白いと思います。