2019/10/17 (木)
【レッスン日記】9ホールレッスン(西村コーチ)@JGMセベバレステロスGC 10月16日
【飛距離が課題のI様】
上背があるにも関わらずドライバーの飛距離が出ないとお悩みのI様。
スイングを分析すると、以下ニーアクションにより遠心力が弱くなっていることが原因でした。
①上下動が多い
②インパクトで膝が落ちている
③右膝を左側に送りすぎている
飛距離アップに必要な遠心力を強くするためは、求心力を強くする必要があります。
ヘッドを加速させたい方向と逆方向に体を使うことで、求心力を高めることができます。
インパクト前に膝を伸ばすようにし、フォローで左足に体重を乗せすぎないようにすることで、求心力の増加によるヘッドスピードを上げる動きとタイミングを覚えて頂きました。
次回からは、肩甲骨の可動域を広げ体の使いすぎを軽減しましょう。
また、下半身を先行した動きを覚え、遠心力をさらに強くするスイングをテーマにしましょう。
【キャスティングとチキンウィングが課題というO様】
カウンセリングでキャスティングとチキンウイングが悩みというO様。
スイングを観ると、トップからの切り返しをヘッドから開始しており、手首が伸び切ったインパクトをしていました。
クラブにはヘッドとシャフトにライ角という角度がついています。
インパクトでアドレス時のライ角を再現することはゴルフにおいてとても重要です。
手首が伸び切ったインパクトでは、この再現ができず方向性と飛距離の安定が得られません。
以下を意識して頂くことで、ライ角の再現に改善が観られドライバー等の飛距離が出てきました。
①テイクバックをグリップエンドから始動する
②テイクバックとフォローで両手親指を立てたシャドースイングをする
テイクバックをヘッドから始動していたため、切り返しもヘッドから始動していました。
また、手首を小指側に伸ばしたままスイングしていたため、コックがうまく入らず腕とクラブの角度を作れていませんでした。
次回からは、体の回転運動を覚えインパクトが振れてしまうスイングをテーマにしていきましょう。
本日ご参加頂きました2名様のバンカーショット時のスイング最下点を確認しました。
最下点とは、スイング中ヘッドが地面に落ちる場所のことです。
I様は、体の中心から5~10cm右側の範囲が最下点となっていました。
O様は、体の中心から0~2cm左側の範囲が最下点となっていました。
この最下点の2~3cm左側がボール位置となることをお2人に把握して頂きました。
以下『3回打ち』で距離感の練習しコースで実践して頂きました。
①目標より手前(ショート)するように打つ
②目標より奥(オーバー)するように打つ
③上記の中間の振り幅・スピードで打つ
本日ご参加頂きました2名様は、②のオーバーの距離感をうまく出せずショートしてしまうことが多かったです。
JGMセベバレステロスゴルフクラブのように、グリーンの傾斜と目が強く受けているグリーンが多いコースでは、しっかりと奥まで打つ練習が必要となります。
プライベートのラウンドの際、あえてピンをオーバーするアプローチやパターを打つ練習をしてみましょう。
次回、
実際のラウンドでの課題克服をテーマにしたい方には『9ホールラウンドレッスン』、
入念なスイング練習や様々なシチュエーションの練習をテーマにしたい方には『100切りゴルフレッスン』をお勧め致します。
本日はご参加頂き、誠に有難う御座いました。
またのご利用を、心よりお待ち申し上げます。