2019/10/24 (木)
【レッスン日記】9ホールラウンドレッスン(西村コーチ)@JGM笠間ゴルフクラブ 10月24日
こんばんは。西村圭介です。
今回は、10/23にJGM笠間ゴルフクラブで開催の9ホールラウンドレッスンをレポートします。
レッスンは以下スケジュールで実施しました。
《午前》
①ドライビングレンジでスイングチェック
②アプローチ練習場でアプローチ、バンカー練習
《午後》
③パッティンググリーンでパター練習
④コースに出て9ホールラウンドレッスン
ご参加頂きました2名様のスイング分析、9ホールラウンド中の指摘事項について以下まとめて参ります。
【6回目のご参加のK様】
フェアウェイウッドを真っ直ぐ飛ばしたいというK様。
TPIエラーである「リバーススパインアングル」で頭の位置が左(打球方向)に流れてしまい、振り遅れることが原因の一つでした。
この現象を防ぐため、以下を実施し軸が左に傾かないように修正しました。
①アドレスで左足つま先を少し左に向け、テイクバックで左膝が右側に流れすぎないようにする
②アドレスの頭の位置を少し右側に修正し、テイクバックで頭を右側に動かす
ボールを意識するあまりに、知らず知らずのうちに頭の位置を左側にしないよう注意が必要です。
次回からは、フェースアングルとスイング軌道をコントロールし球筋を操れるスイングをトライしていきましょう。
【チキンウィングが課題というY様】
チキンウィングが悩みというY様。
スイングを観ると、TPIエラー「キャスティング」の現象がチキンウィングを起こす要因となってはいますが、遠心力が弱い(ヘッドを振れていない)ことが根本原因にありました。
以下を意識し求心力を高めることで、遠心力を強くすることを意識して頂きました。
①アドレスで膝の位置を後方へ修正し、つま先重心から足裏全体へ重心位置を修正
②スイング中、腰を後方へ引く動きを取り入れる
③ステップ連続素振りをし、足から切り返してクラブをリードする感覚を覚える
上記を意識して頂くことでヘッドスピードが増し、また、腰の位置の左右ブレが少なくなり安定が観られました。
次回からは、脚の使い方でより下半身リードを強くする感覚を覚えること、そして、上半身の求心力を強くする動きを覚えてより遠心力を強くすることをテーマにしていきましょう。
お2人の9ホールラウンドを観て、以下のことを指摘させて頂きました。
①ティーボックスの左右の立ち位置の意味
②アドレスの方向性(アライメント)
③距離のあるバンカーは、まず脱出を優先する
④左足下がりの傾斜では、ライナーの球が出ることを想定する
お2人が課題にも挙げられていた②④について特記して参ります。
アドレスのアライメントですが、K様は目標に対して10ヤードほど左側を向いており、Y様は目標に対して5ヤードほど右側を向く傾向にありました。
アライメントのズレは、フェースアングルとスイング軌道に影響を及ぼし、球の高さや飛距離を大きく左右しますので、正しい方向に向けるよう調整しましょう。
次に、左足下がりの傾斜では、ロフトが立ちアタックアングル(入射角)がダウンブローになるため球が高く上がりにくくなります。
多くの方が平らなライと同じく高い球筋をイメージしがちのため、低い球が出ることへの抵抗があります。
そのため、持ち上げるようなスイングしてしまい、トップなどのミスをしやすくなります。
アドレスに入る際にライナーの球筋をイメージすること、フォローで手元を低くすることを意識してスイングしましょう。
次回、
実際のラウンドでの課題克服をテーマにしたい方には『9ホールラウンドレッスン』、
入念なスイング練習や様々なシチュエーションの練習をテーマにしたい方には『100切りゴルフレッスン』をお勧め致します。
本日はご参加頂き、誠に有難う御座いました。
またのご利用を、心よりお待ち申し上げます。