2020/01/06 (月)
【レッスン日記】9ホールラウンドレッスン(西村コーチ)@JGM笠間ゴルフクラブ
こんばんは。西村圭介です。
今回は、1/3にJGM笠間ゴルフクラブで開催の9ホールラウンドレッスンをレポートします。
レッスンは、以下スケジュールで実施しました。
《午前》
①ドライビングレンジでショット練習
②アプローチ練習場でアプローチ、バンカー練習
《午後》
③パッティンググリーンでパター練習
④西コースで9ホールラウンドレッスン
ご参加頂きましたお客様のスイング分析、ラウンドレッスン時の指摘事項について以下まとめて参ります。
私のレッスンに初めてご参加を頂きましたI様。
誠に有難う御座いました。
2ndや3rdショットでウッド及びUTを使用すると、トップすることが多いとのこと。
スイングを見ると、ダウンスイングで左腕とクラブの角度が早く解け、フェースが開いて最下点が右足寄りになっていました。
※右打ちの説明
インパクトでフェースが開かないようにするため、以下を改善しました。
①フォローで左手親指が上を向くように左手・左腕を返す
→左腕のローテーションを入れることで、ダウンスイングで左腕とクラブの角度が広がりすぎるのを防ぎます。
②アドレスで手と体のスペースを広げる
→手とクラブを振り抜けるスペースを作り、自然な腕のローテーションを可能とする。
上記をすることで、インパクトでのフェースの開き具合が減り、スイングの最下点がスタンス中央付近に安定しました。
上記腕のローテーションのトレーニングとして、ノートを使用したドリルをご紹介しました。
ポイントは以下となります。
①片手ずつ行ったのち、両手で行う
②手が右脚前に来た時にノート片面が正面を向く
※右打ちの説明
※ダウンスイング
③手が左脚前に来た時にノートのもう片方の面が正面を向く
※フォロー
I様の場合、③の時にノートのもう片方の面が正面を向かず左手の甲が空を向き、フェースが開いたインパクトになっていました。
このドリルで、フォローで左手の甲が後方(背中側)を向くようにし、インパクトでフェースが開かないようにしましょう。
午後の9ホールラウンドレッスンでの指摘事項をまとめます。
①フェアウェイウッド、UTは、練習場と違いインパクトで頭が左側(打球方向)へ流れているため、右側に残す意識を持ちましょう。
②傾斜地では、グリップする長さと膝の曲げ具合を調整しましょう。また、必ず素振りをし最下点の位置を確認しましょう。
③アプローチの番手選びでは、落とし所の傾斜を考慮に入れましょう。
④パターの距離感を合わせる際、許容範囲を決めその範囲に止める意識を持ちましょう。
⑤パターの際、フェースを右向きにアドレスしがちです。右足からアドレスに入り、利き目の右目で見てフェース向きを合わせるようにしましょう。
⑥グリーンに届かないショットの場合、バンカー等のハザードを考慮して残したい距離を決める「逆算のゴルフ」をしましょう。
次回以降もコースでの課題克服のため、『9ホールラウンドレッスン』『18ホールラウンドレッスン』をお勧め致します。
本日はご参加頂き、誠に有難う御座いました。
またのご利用を、心よりお待ち申し上げます。