こんばんは。西村圭介です。

今回は、1/24にJGMやさと石岡ゴルフクラブで開催の9ホールラウンドレッスンをレポートします。

レッスンは、以下スケジュールで実施しました。

《午前》
①ドライビングレンジでショット練習

②アプローチ練習場でアプローチ、バンカー練習

《午後》
③パッティンググリーンでパター練習

④アウトコースで9ホールラウンドレッスン

ご参加頂きましたお客様のスイング分析、ラウンドレッスン時の指摘事項について以下まとめて参ります。

私のレッスンに初めてご参加を頂きましたM様。
誠に有難う御座いました。

オンコレのレッスンも何度か参加されており、よくハンドアップしていると言われるとのことでした。

また、練習場によく行くそうですが、プッシュやヒッカケなど左右どちらにもミスが出ていると悩まれていました。

練習場でスイングを観させて頂くと、アドレスは良いのですが、テイクバック出だしで手を前に出してしまい、ハーフウェイバックでシャフトがかなりインサイドに傾き、また、フェースがクローズになっていました。

この状態になると、インパクトゾーンがかなりのインサイドアウト軌道になってしまいます。

フェースを正面に戻そうとするとフックやヒッカケ、ヒッカケを嫌がり押し出せば起き上がりプッシュしたりと左右のミスが出やすくなります。


テイクバックのスタートで以下のことを意識して頂き、ストレートなテイクバックに修正しました。
①手を前に出さず、目標線と並行に動かす

②ハーフウェイバックまで手首の形を変えない

③ハーフウェイバックでシャフトをほぼ目標線と並行、リーディングを前傾と並行にする


上記を意識して頂くと、緩やかなインサイドアウト軌道になり、またフェースクローズの度合いも減ったため、軽いプッシュドローとなり球の高さも安定しました。

現在のスイングではインパクト付近で体の回転が止まっているため、次回からはフィニッシュまで振り切れるスイングを目指しましょう。

M様のようにテイクバックで手が前に出てしまう方に共通して、肩の回転方向が横方向(地面と水平に回す)になることが見受けられます。

現代のゴルフスイングでは、肩の回転方向を縦方向にしフェースの開閉をできるだけ少なくしたいものです。

肩の縦回転を認識しやすいドリルをご紹介します。
イメージは、弓を引く動きです。

①クラブを持たずにポスチャーをとります

②両腕を脱力して垂らします

③弓を引くように、一方の手を地面に向かって真下に押し下げ、もう一方の手を地面と離すように真上に引き上げます

こうすると、肩が上下に縦に回転するようになります。

M様に5ヤードほどの距離の短いアプローチショットを打って頂きました。
ダフリやトップが多く、安定したアプローチが打てていませんでした。

インパクトゾーンで腕を横に使いすぎ、最下点が安定していないことが原因でした。

スイングで大事なことは、ほぼ両足の真ん中にヘッドが落ちることです。

「クラブのソールを地面に落とす」ことを意識して頂きました。

ソールを落としてから、おへそを目標方向に向けることで、スイングの最下点が安定し、同じ高さのアプローチが打てるようになりました。

午後の9ホールラウンドレッスンでの指摘事項をまとめます。

①ティーグランドの立ち位置には目的があります。

ドローヒッターの場合は右寄り(左打ち)、ハザードなど危険な領域がある方に寄って立ちましょう。


②ドライバーは、ボールをヒール寄りに構えています。

プッシュドローの確率を高めるため、トウ寄りにボールを置きギア効果を利用しましょう。

また、フィニッシュまで振り切ることを意識しましょう。


③100ヤード以内のアプローチの精度を高めましょう。

10ヤード、30ヤード、60ヤード、80ヤードのクラブと振り幅の基準を作りましょう。


④ショット、パターともに、アライメントが左向きになりやすいため注意しましょう。

⑤パターでは目標ラインとボールのラインを合わせましょう。

⑥パターの距離感を作るために、テイクバックを目盛り化することをお勧めします。

また、フォローは出さず左足前で止めるようにしましょう。


⑦ダブルパーをMyPARに設定しましょう。


次回以降も入念なスイング練習とコースでの課題克服のため、『ビギナー6ホール/9ホール』『9ホールラウンドレッスン』をお勧め致します。


本日はご参加頂き、誠に有難う御座いました。

またのご利用を、心よりお待ち申し上げます。

JGMゴルフクラブ赤坂スタジオではTPIゴルフフィットネスエリアを併設しています。
TPI認定トレーナーである長堀トレーナーとオンコレコーチが情報を共有し合い、より細かな分析をすることができます。
身体には個人差があり、柔軟性・筋力・バランスなどは一人一人異なります。
みなさんの個々の体格や筋力などにあった最も効率的なゴルフスイングを長堀トレーナーが分析し、
間違いなく、みなさんのゴルフをレベルアップへと導いてくれるはずです！


※TPIフィットネスプログラムについてコチラ⇒
https://jgmgolfclub.jp/tpi.html