2020/02/03 (月)
【レッスン日記】ビギナー6ホールラウンドレッスン(西村コーチ)@JGM霞丘GC 2月3日
こんばんは。西村圭介です。
今回は、1/31にJGM霞丘ゴルフクラブで開催のビギナー6ホールラウンドレッスンをレポートします。
以下スケジュールでレッスンを実施しました。
《午前》 ※JGMセベ・バレステロスGCにて
①ドライビングレンジでショット練習
②アプローチ練習場でアプローチ、バンカー練習
《午後》
③パッティンググリーンでパター練習
④西コースに出て6ホールラウンドレッスン
ご参加頂きました2名様のスイング分析、皆様から頂きましたレッスンのご要望(課題)について以下まとめて参ります。
【オンコレに初めてご参加頂きましたY様】
Y様、オンコレに初めてご参加頂き、誠に有難う御座いました。
ブランクがあるとのことでしたが、とても綺麗なスイングをしていました。
アイアンが安定して当たらないため、スイングの仕方を教えてほしいとのこと、練習場でアドレス及びスイングについてレッスンした内容を以下にまとめます。
《アドレス》
①左手グリップは、親指が時計の針で表現すると1時方向に来るように握りましょう
※右利きの場合
→12時方向に親指が来ていました。この位置ですと、インパクトでフェースが開きやすくなりダフリやトップが出やすくなります
②上半身を少し右に傾け、肩のラインをスクエアにしましょう
※右利きの場合
→上半身を真っ直ぐにすると、右手を左手より前方にグリップしているため右肩が左肩より前に出て、肩のラインが左へ向きます
③両腕が軽く伸びるようにしましょう
※腕を伸ばしてアドレスしづらい場合、グリップを短く握りましょう
→両肘が少し曲がり、まだ腕が伸びる余裕を持ったアドレスをしていました。
スイング中はクラブの重さや遠心力で腕が伸びるため、ダフリやすくなりますのでご注意ください
④ボールの位置は、7番アイアンでほぼスタンスの中央にしましょう
→スイングの最下点にボールを置くと安定して当たるようになります。
素振りをしてヘッドが地面に落ちる場所を確認しましょう
《スイング》
①スタンスの中央付近にヘッドを落とす意識を持ちましょう
→スイングの最下点を安定させるため、ヘッドを地面に落とす意識を持ちましょう
②左右への体重移動を減らしましょう
→ゴルフスイングの安定に軸の安定が欠かせません。
スイング中、首の付け根があまり左右に動かないように意識しましょう
③首を左右に回しましょう
→Y様はインパクトで首を右に傾けていました。そのため、インパクトで上体が下がっていました。
スイング中の首は、左右に回すことで正面に向いた状態をキープできます。
首を左右に回す意識を持つことで、肩も回りやすくなります
次回からは、テイクバックでフェースが開くのを改善することをテーマにしましょう。
【私のレッスンに初めてご参加頂きましたI様】
ウッドなど長いクラブが苦手というI様。
スイングを観させて頂くと、TPIエラーである「オーバー・ザ・トップ」の症状が出ており、縦振りになっていることが原因でした。
以下アドレス及びスイングについてレッスンした内容をまとめます。
《アドレス》
①両膝の曲げ具合を減らしましょう
→両膝を深く曲げ腰を落としすぎています。
そのため、腰の前傾角度が浅くなっています。
腰の前傾角度が浅くなると、スイング中に手元が浮いたり前に出やすくなり、エラーが出やすくなります
《スイング》
①左右への体重移動を減らしましょう
→ゴルフスイングの安定に軸の安定が欠かせません。
スイング中、首の付け根があまり左右に動かないように意識しましょう
②アドレス時の体と手の距離をキープしましょう
→テイクバックで右肘が早く引けてしまうため、トップで首付け根と手の距離が近くなっています。
そのためスイングの回転半径が狭くなり、ウッドなど長いクラブを払い打つ(ボールへの入射角度を緩やかにする)のが難しくなります。
体と手の距離をキープするドリルを実践してみてください
③ウッドなど長いクラブは水平素振りをイメージしましょう
→アイアンなど短いクラブと違い、ウッドなど長いクラブは横振りをイメージすると安定して打つことができます。
まずは前傾せずに直立した状態で、クラブを地面と水平に振る練習をしましょう
次回からは、体の回転を覚え腕や手に頼らないスイングをテーマにしましょう。
2月19日のコンペ、是非ゴルフを楽しんできてください。
お2人様ともアプローチに課題があるとのことでした。
時計の針で表現した以下3種類の大きさのアプローチをレッスンし、PWで打った時のキャリー(地面に落ちるまでの距離)を把握して頂きました。
①7-5時
《お2人様のキャリー》
・Y様→3歩
・I様→4歩
②8-4時
《お2人様のキャリー》
・Y様→5歩
・I様→7歩
③9-3時
《お2人様のキャリー》
・Y様→10歩
・I様→10歩
転がることを考慮に入れると、ボールはそれぞれ約2倍の距離に止まる確率が高いことをお伝えしました。
コースでは、ピンまでの距離が分かれば、上記のどの大きさでアプローチするべきか判断できるようになります。
バンカーでは、ボールの位置についてレッスンしました。
お2人様ともに、スタンス中央から約2cmほど右側にヘッドが落ちていました。
バンカーでは、ヘッドの落ちる位置から2〜3cmほど左側にボールを置くと安定して脱出できます。
スタンス中央〜約1cmほど左側にボールを置いてバンカーショットをしましょう。
後半の6ホールラウンドレッスン時の指摘事項をまとめます。
①ティーグランドの立ち位置は、狙いどころに対して対角線の位置にしましょう。
②2打目以降は、常にクラブを2〜3本(ウッドやUTを1本、7番などアイアンを1本)を持ち、カートへの行き来を減らし、プレー時間を短縮しましょう
③グリーンに近づく際に大まかな傾斜を見ておきましょう
④グリーンの傾斜を読む際は姿勢を低くし、以下3箇所から見ると、上り/下り、フック/スライスが見やすくなります
a)ボールの後方
b)カップの後方
c)ボールとカップの横
※低い方
→aとbでフック/スライスが分かり、cで上り/下りが分かります。
プレー進行を考慮し、順番になるまでに見ておくようにしましょう
⑤コースになるとミスやボールの行方が不安となりますが、スイングスピードが落ちないようにしましょう
次回、
まだまだ9/18ホール回るのは不安な方には『ビギナー6ホールラウンドレッスン』、
実際のラウンドでの実践経験をテーマにしたい方には『9ホールラウンドレッスン』をお勧め致します。
本日は北風が寒い中、ご参加頂き誠に有難う御座いました。
またのご利用を、心よりお待ち申し上げます。
JGMゴルフクラブ赤坂スタジオには、「TPIゴルフフィットネスエリア」が併設されています。
身体には個人差があり、柔軟性・筋力・バランスなどは一人一人異なります。
皆様の個々の体格や筋力などにあった最も効率的なゴルフスイングを長堀トレーナーが分析してくれます。
JGMオンコレとあわせて、自身に合ったトレーニングを是非お試しください。
間違いなく、皆様のゴルフをレベルアップしてくれるはずです!