開催レポート

2020/02/06 (木)

【レッスン日記】9ホールラウンドレッスン(西村コーチ)@JGM笠間GC 2月6日

約1ヶ月ぶりにご参加の9ホールラウンドレッスン

こんばんは。西村圭介です。

今回は、2/5にJGM笠間ゴルフクラブで開催した、9ホールラウンドレッスンをレポートします。

本日のレッスンは、以下スケジュールで実施しました。

《午前》
①ドライビングレンジでショット練習
②アプローチ練習場でランニングアプローチ練習

《午後》
③パッティンググリーンでパター練習
④西コースに出て9ホールラウンドレッスン

ご参加頂きましたK様のスイングの分析、カウンセリングでお聞きしたご要望(課題)への改善点、9ホールラウンドレッスンでのレッスン内容をまとめて参ります。

K様のスイング分析

お仕事が忙しく約1ヶ月ぶりに、私のレッスンに11回目のご参加を頂きましたK様。
誠に有難う御座いました。

先日ラウンドをされたそうですが、ウッドが左に行っていたとのことでした。
スイングを観させて頂くと、ハーフウェイダウンから右腕が伸びるのが早くなっていました(アーリーリリース)。

改善のため、スプリットハンドで両手の動きを確認する以下ドリルを実施して頂きました。
※右打ちの場合

①前傾せずに、スプリットハンド(左手はグリップ、右手はシャフト)でクラブを持つ

②ハーフウェイダウンの形を作る
※左手がおよそ右腰前、クラブは右方向に目標線と並行かつシャフトが地面と水平

③右手が直線的に左に動くように体(腰)を左に回す
※左手は体の左側へ引き込む動きになる

④ハーフウェイフォローの形を作る
※左手がおよそ左腰の左側、クラブは左方向に目標線と並行かつシャフトが地面と水平

上記③の右手を直線的に動かすことが重要です。

曲線を描くようにすると、体との同調が得られずインパクト付近の軌道が急激となり安定しにくくなります。
右腰が前に出ると曲線を描きやすくなるため、注意しましょう。

次回からは、上記右手が直線的に動くインパクトゾーンの習得と、左足の踏込みによるインパクトのスピードアップをテーマにしましょう。

UTや8Iのランニングアプローチ

今回は、UT(ユーティリティー)と8番アイアンによる転がしアプローチをレッスンしました。

冬の季節は、芝が冬眠状態でシーズンに比べて抵抗が弱くなります。

花道など転がすことが可能な状況からのアプローチでは、AWなどで上げるアプローチ(ピッチ&ランなど)よりもランニングアプローチの方が難易度が低くなります。

UTや8番アイアンは、小さな振り幅で簡単にランニングアプローチを打つことが可能となるためおすすめです。

また砲台グリーンも斜面を駆け上がりやすく、グリーンに乗せやすくなります。

9ホールラウンドレッスン

午後は9ホールラウンドレッスンを行いました。

主に指摘させて頂きました内容をまとめて参ります。

①アライメント(方向性)を決める際、ホールの端から端までを3分割し、自身の出球を考慮したアドレスをしましょう

②ショットのアドレスに入る際、ボール後方で素振りと狙いを確認するようにしましょう。

ボール横で素振りしてからボール後方で狙いを確認すると、後ろへ戻る動きが入ります。
歩くように常に前進する流れでゴルフをしましょう

③右へプッシュする時は、ダウンスイングで左手が浮き前に出ています。

左腕と左手の甲を一直線にしてスイングすることを意識しましょう

④パターのアドレスに入る際、まず右手一本でパターのフェース向きを目標に合わせましょう

⑤パターでパンチが入るなどインパクトの強さが安定していません。

特に左手のグリップを強く握りましょう。
また、逆オーバーラッピングにしている左手人差し指で右手を押すようにしましょう


次回以降もコースでの課題克服のため、『9ホールラウンドレッスン』『100切りゴルフレッスン』『18ホールラウンドレッスン』をお勧め致します。

本日はご参加頂き、誠に有難う御座いました。
またのご利用を、心よりお待ち申し上げます。

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