2020/02/27 (木)
【レッスン日記】9ホールラウンドレッスン(西村コーチ)@JGM霞丘GC 2月27日
こんばんは。西村圭介です。
今回は、2/25にJGM霞丘ゴルフクラブで開催の9ホールラウンドレッスンをレポートします。
以下スケジュールでレッスンを実施しました。
《午前》
①JGMセベバレステロスGCのドライビングレンジでショット練習
②アプローチ練習場でアプローチ、バンカー練習
《午後》
③パッティンググリーンでパター練習
④西コースに出て9ホールラウンドレッスン
ご参加頂きました2名様のスイング分析、皆様から頂きましたレッスンのご要望(課題)について以下まとめて参ります。
【オンコレに初めてご参加頂きましたI様】
I様、オンコレに初めてご参加頂き、誠に有難う御座いました。
ドライバーやウッドがプッシュ及びスライスするということでスイングを観させて頂きました。
一番の原因は、インパクト時にフェースが開いていることにありました。
主な要因は以下となります。
※右打ちの場合
①アドレスでボールとの距離が近い
→トップがフラットなため、ボールとの距離が近いと肩と首に力が入るため、クラブを返す回転が不十分になります
②テイクバックでローリングし、フェースを開いている
→テイクバックでローリングが入るとフェースが開く上、インサイドアウト軌道が強くなります
③ハーフウェイダウンでフェースが開いている
→ダウンスイングでフェースが閉じてこないため、インパクトでフェースが開きやすくなります
④インパクトゾーンでしっかりクラブが返っていない
→体の回転を止めてインパクトしていますが、左腕のローテーションが弱いためインパクトでフェースが開きやすくなっています
ハーフウェイバックとハーフウェイダウンでリーディングエッジが前傾と並行かやや下向きになるようにしましょう。
また、インパクトゾーンで腰をスライドせず頭を残し、しっかり左腕をローテーションさせるようにしましょう。
次回からは、ハーフスイングを基本から見直して強化し、安定したインパクトができるスイング作りをテーマにしましょう。
【2回目のご参加を頂きましたY様】
私のレッスンに2回目のご参加を頂きましたY様。
誠に有難う御座います。
安定してフェースの芯に当て飛距離を伸ばしたいというY様。
気持ち良くスイングした時にボールを打てるアドレスとスイングを身につけると、フェースの芯に当たりやすくなります。
主な指摘事項をまとめます。
※右打ちの場合
①アドレスで膝を多く曲げすぎている
→膝を多く曲げているため、ダフリやすいアドレスをしています。
膝の曲げ具合を減らして高いアドレスをすることで、気持ち良くスイングし、インパクトで左肘を引く動き(チキンウィング)を解消しましょう
②ドライバーはボールと体の距離が近い
→ドライバーのアドレスでボールと体の距離が近いため、ヒールに当たりやすくなっています。
スタンス位置をボールから少し離し、気持ち良くスイングした時にフェースの芯に当たるアドレスを作りましょう
③テイクバックでローリングし、フェースを開いている
→今回のテーマの1つとしていました。
ハーフウェイバックで、右手の平(左手の甲)が下向きになり、リーディングエッジが前傾と並行か下向きになるようにしましょう。
また、ヘッドの位置が手より背中側に来ないように注意しましょう
次回からは、ボールと体の距離を意識し、気持ち良く振り抜けるスイング作りをテーマにしましょう。
グリーン周りのアプローチでは、キャリーとランをコントロールすることがとても重要となります。
7番アイアン〜SWまでのキャリーとランの基準となる法則性をご説明しました。
以下比率を知り、アプローチのクラブ選択に活かしましょう。
7番アイアン →1:5(キャリー対ラン)
8番アイアン →1:4
9番アイアン →1:3
Pw →1:2
Aw →1:1
Sw →2:1
ボールからカップまでの間に、以下のような障害がある場合は、キャリーの許容範囲が制限されたりランを予測することが難しくなるため、使用クラブが限定されます。
グリーン周りのアプローチの際は、状況をしっかり把握しましょう。
①砲台の段差
②バンカーや池
③グリーンとカラーの境目
④逆目
⑤スプリンクラーや排水溝
後半の9ホールラウンドレッスン時の指摘事項をまとめます。
※右打ちの場合
①ティーグランドの立ち位置は、狙いどころに対して対角線の位置にしましょう。
②パターの距離感は、ピンの手前と奥に打つ素振りをし、その中間の振り幅で打つことで合わせましょう
③傾斜地では、地面と並行に傾いてアドレスし、ボールは平らなライに比べ右足寄りに置くようにしましょう
④I様は以下を意識しましょう
・スイング中に頭がボールに近づかないように注意
・ダウンスイングでクラブを寝かせた時間が長くインサイドアウト軌道が強くなるため、ダウンスイング早めにクラブを左に振っていくように注意
・ハーフウェイダウンで右手の平が下向きになる(パームダウン)ように意識
⑤Y様は以下を意識しましょう
・傾斜地ではハンギングバックし、腰の位置が右に戻りやすいため、アドレスから左膝を曲げたままスイングするよう意識
・フィニッシュまで(手が左耳脇に来るまで)、しっかり振り抜くことを意識
・重いパターはゆったり大きくストロークすることを意識
次回、
入念なスイング練習や様々なシチュエーションの練習をテーマにしたい方には『100切りゴルフレッスン』、
まだラウンドに不慣れで不安な方には『ビギナー6ホール』『ビギナー9ホール』、
実際のラウンドでのマネジメントをテーマにしたい方には『9ホールラウンドレッスン』『18ホールラウンドレッスン』をお勧め致します。
本日はご参加頂き、誠に有難う御座いました。
またのご利用を、心よりお待ち申し上げます。
JGMゴルフクラブ赤坂スタジオには、「TPIゴルフフィットネスエリア」が併設されています。
身体には個人差があり、柔軟性・筋力・バランスなどは一人一人異なります。
皆様の個々の体格や筋力などにあった最も効率的なゴルフスイングを長堀トレーナーが分析してくれます。
JGMオンコレとあわせて、自身に合ったトレーニングを是非お試しください。
間違いなく、皆様のゴルフをレベルアップしてくれるはずです!