2020/03/19 (木)
【レッスン日記】100切りゴルフレッスン(西村コーチ)@JGMやさと石岡GC 3月19日
こんばんは。西村圭介です。
今回は、3/18にJGMやさと石岡ゴルフクラブで開催の100切りゴルフレッスンをレポートします。
以下スケジュールでレッスンを実施しました。
《午前》
①カウンセリング
②ドライビングレンジでショットレッスン
③アプローチ練習場でアプローチ、バンカーレッスン
《午後》
④パッティンググリーンでパターレッスン
⑤INコースに出て定点練習
⑥クロージング
ご参加頂きました3名様のスイング分析、グリーン周りのレッスン、定点練習の指摘内容について、以下まとめて参ります。
【初めてオンコレにご参加頂きましたY様】
Y様、オンコレに初めてご参加頂き、誠に有難う御座いました。
カウンセリングの際、ご自身の課題にインパクトの伸び上がりを挙げておりました。
スイングを観させて頂くと、TPIエラーの「アーリー・エクステンション」(骨盤が早く立ってしまい腰が前に出てしまうこと)の症状が出ていました。
ほかのスポーツの経験をお伺いすると、テニスをやっていらっしゃるとのことでした。
私も学生時代はテニスをしていたため、空中のボール、そして、左足より先でボールをとらえる動きをしており、ゴルフを始めた頃は同じ症状に苦労しました。
※右打ちの場合
ゴルフの場合は、地面にあるボールを、そして、両足の間に置いてあるボールを打つため、テニスと比べるとヒッティングポイントに大きな差があります。
ゴルフにおける骨盤の前傾、及び、腰の回転の仕方を覚えて頂くことで、安定したインパクトを身につけていきましょう。
今回指摘させて頂きました以下事項をしばらく意識してください。
①切り返しで、右腰をいきなり前に出さない
→椅子に座るようなイメージを持ちます
②インパクト付近からは、左腰を右後方へ引く
→こうすることでセンターラインをキープして回転できます
次回からも、ゴルフの腰の回転を覚え、長いクラブも遠心力を効かせてスイングできることをテーマにしましょう。
【14回目のご参加を頂きましたK様】
私のレッスンに14回目のご参加を頂きましたK様。
誠に有難う御座います。
今回はスイング中の体と手の距離を保つため、また、スイング中のフェースオープンを防止するため、右手首の「ヒンジ」(手首を甲側に折ること)を意識して頂きました。
※右打ちの場合
ヒンジを入れることで手の平が体に対して外側を向き、クラブを遠くへ押す力が増えます。
人間は手の平の向く方へ自然と力がかかりやすいため、ゴルフスイングにおいて「ヒンジ」はとても重要です。
ダウンスイングにおいても、キャスティングやアーリーリリースを防ぐ上でしっかり意識を持ちましょう。
次回からも、右手首のヒンジをキープしたスイングを身につけましょう。また、切り返しからのタメ(ラグ)を入れられることをテーマにしましょう
【3回目のご参加を頂きましたH様】
私のレッスンに3回目のご参加を頂きましたH様。
誠に有難う御座います。
オンコレに通われ、スイングの変更によるインパクトの違いを実感してきているというH様。
今回は、右腕と右肩の力みを減らすことをテーマにレッスンさせて頂きました。
※右打ちの場合
H様はテイクバックで右肘を深く曲げており、トップでの右肘の角度は90度を超えていました。
テイクバックの右肘の理想の角度は120度ほどです。
右肘の角度を解く(広げる)意識を持ちながらダウンスイングをして頂きました。
なお、手首の角度はキープするよう注意が必要です。
まずはダウンスイングから右肘の角度を和らげ、右肩と右腕の力みを減らし、TPIエラーの「オーバー・ザ・トップ」の症状を緩和しましょう。
次回からは、テイクバックの右肘の角度を和らげてさらに右腕を脱力できること、さらに、ダウンスイング以降に頭が左に突っ込む動きを減らすことをテーマにしましょう。
アプローチ、バンカー、そして、パターのレッスンの指摘内容をまとめます。
《アプローチ》
①アプローチではクラブごとのキャリーとランの比率を把握し、キャリーをコントロールすることが重要です。
今回皆様が使用していたAWは、キャリーとランは1:1の比率が基準となります。
②H様のアプローチは、高さが標準的な最高到達点のため上記比率を意識して頂きます。
Y様とK様は標準より低いアプローチをしていました。
そのため、ランが多く出やすくなるため、キャリーを短くする意識を持ちましょう。
《バンカー》
③ヘッドが落ちる場所(スイングの最下点)を認識して頂きました。
Y様とH様はほぼスタンスの中央、K様は少し右足寄りでした。
④ボールの位置は、上記最下点の2〜3cm左側にします。
《パター》
⑤パターはロングパットの距離感とショートパットの打ち出し方向が重要になります。
⑥ロングパットの距離感は、目標より【ショート】【オーバー】させる振り幅で素振りをし、その中間で打つと合わせやすくなります(3回打ち)。
⑦ストロークについて以下を意識しましょう。
・Y様は両肘を軽く曲げ、体側と両肘を一緒に動かす意識を持ちましょう
・K様はテイクバックで肩を縦に回転させ、フェースを開かないようにしましょう
・H様は左前腕から左手甲までを一直線にし、左手甲を目標に向けてストロークしましょう
⑧ショートパットは、フェースを目標に向けることが全てです。
・ボールのラインを目標に合わせましょう
・アドレスのアライメントの癖を知りましょう
定点練習時の指摘事項をまとめます。
※右打ちの場合
①ティーイングエリアでティーアップする位置には意図があります。
目標に対して対角線にアドレスするようにしましょう。
②アゲンスト(向かい風)の場合は、ゆったりと大きなスイングを心掛けましょう。
風に負けまいと力を入れて速くスイングすると、バックスピン量が増えるため、より風の影響を受けやすくなります。
③ショートホール(PAR3)では、ピンを狙わずグリーンセンターを狙いましょう。
④つま先上がりのライでは以下意識しましょう。
・左に出やすいため目標より少し右を向きましょう
・グリップを短く握りましょう
・下半身を安定させましょう
・かかと重心にしましょう
・水平にスイングしましょう
⑤つま先下がりのライでは以下意識しましょう。
・右に出やすいため目標より少し左を向きましょう
・グリップを長く握りましょう
・下半身を安定させましょう
・上から打ちおろすように縦にスイングしましょう
⑥左足下がりのライでは以下意識しましょう。
・ライと並行に立ちましょう(左膝をより多く曲げましょう)
・右に出やすいため目標より少し左を向きましょう
・下半身を安定させましょう
・ボールの位置を右足寄りにしましょう
・フォローを低くしましょう
⑦100ヤードをコンスタントにグリーンに乗せられるようにしましょう。
⑧7番アイアンなどを使用したランニングアプローチは難易度が低く簡単です。
次回、
入念なスイング練習や様々なシチュエーションの練習をテーマにしたい方には『100切りゴルフレッスン』、
実際のラウンドでのマネジメントをテーマにしたい方には『9ホールラウンドレッスン』『18ホールラウンドレッスン』をお勧め致します。
本日はご参加頂き、誠に有難う御座いました。
またのご利用を、心よりお待ち申し上げます。
JGMゴルフクラブ赤坂スタジオには、「TPIゴルフフィットネスエリア」が併設されています。
身体には個人差があり、柔軟性・筋力・バランスなどは一人一人異なります。
皆様の個々の体格や筋力などにあった最も効率的なゴルフスイングを長堀トレーナーが分析してくれます。
JGMオンコレとあわせて、自身に合ったトレーニングを是非お試しください。
間違いなく、皆様のゴルフをレベルアップしてくれるはずです!
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