こんにちは。込山郁哉です。
先日は、JGM霞丘GCでイベントレッスン～バンカー＆アプローチ＆ロングゲーム～を開催しました。
このレッスンは、前半はひたすらバンカーショットとアプローチショットのレッスンを行います。
普段なかなかできない、砂の上からのバンカーショットと、芝の上からのアプローチショットを繰り返し行う事で、グリーン周りのショートゲームの精度をアップして、スコアメイクアップに繋げていきます。

後半は、ゴルフ場内を使い、傾斜やロングゲームの練習をおこないました。
これも2時間の時間内で、お客様のご希望の課題を練習する事が出来るので、様々な状況を練習してマスターする事が出来るようになります。

レッスンの最初は、座学でアプローチショットとバンカーショットのポイントを押さえて頂きました。

ウォーミングアップの後は、アプローチショットからスタートです。
アプローチショットは30ヤード以下の距離の短いアプローチショットと、30ヤード以上の長めのアプローチショットに分ける事が出来ます。
打ち方が微妙に違ってきますので、この二つの打ち方の違いを練習してご理解頂きました。

アプローチが苦手な方の多くは、スイング軌道がアッパーブローになっています。これを地面からのボールに直接コンタクトできるダウンブローにする事がとても重要になります。

ダウンブローに打つためには、
・軸を地面に直角に保つ
・左肩を中心にスイングする
の2点が大切になります。これらを押さえておくと、芝生の上からもしっかりボールを上げる事が出来るようになります。

詳しくはオンコレで説明させて頂きますね。

アプローチショットの後は、バンカーショットのレッスンを行いました。
バンカーショットのポイントは、以下に砂を遠くに飛ばすことが出来るかです。
砂を飛ばすためには、サンドウェッジのソールについている「バウンス角」を利用する事が大切で、このバウンス角を利用するには、バンカーショット用のクラブの振り方を覚える必要があります。

バンカーでは、クラブのソールを地面にしっかり当てたいので、
・クラブを長く持つ
・砂に足を埋める
・バックスイングは高く、フォロースルーは低く
と言ったバンカーショット3か条を覚えてもらうと良いでしょう。


男性はもちろん、力の無い女性でも、砂から打つ機会を増やすことでバンカーショットのコツをつかんで頂く事が出来ます。

後半はロングゲームのレッスンを行いました。
まずはハーフスイングでウォーミングアップを行います。
また、この時同時にアライメントのチェックを行う事で、正しい向きにフェースを向ける感覚を覚えて頂きます。

体が温まってきたら
・フェアウェイウッド
・傾斜のショット
・中途半端な距離のショット
・ドライバーショット
・グリーン周りのアプローチショット
等の練習を行いました。


写真のつま先上がりでは、ダフリの出やすい傾斜になるので
・クラブを短く持つ
・ややハンドファーストに構える
・左肩をしっかり左に回す
の3点に気を付けてもらい、ダフリのミスを減らしていきました。

後半はゴルフ場内で練習を行う事が出来るので、実際にグリーンを使ってのアプローチショットを練習する事が出来ます。

ドライビングレンジのアプローチエリアでは分かりにくかった、ボールがグリーンに着弾してからの転がる距離を覚えるには、グリーンに向かって打つアプローチショットはとても有効です。

大体ですが、キャリーとランの比率は使用クラブで変化します。
覚えやすいのはＰＷでキャリー：ランが１：１になります。
ロフトの多いＡＷやＳＷはそれよりもキャリーが増え、ランが減ります。
逆に9番アイアンや7番アイアンはキャリーよりもランが多くなります。

状況に応じて使い分けを行いますが、まずはグリーン上でどのくらい転がるかをチェックして頂きました。



こんなことが出来るのも、ゴルフ場内で定点練習出来るオンコレならではですね。ショートゲームが苦手な方も是非オンコレにご参加ください。

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