こんにちは。込山郁哉です。
昨日は、JGM霞丘GCで9ホールラウンドレッスン＋αを開催しました。
このレッスンは、前半に9ホールラウンドレッスンを行い苦手分野の洗い出しを行います。
午後はコース内の定点練習を行い、苦手克服をしていきます。

この日は事前のお天気予報は雨の予報が出ていましたが、当日は綺麗に晴れ、気持ち良いお天気の中でレッスンを楽しむことが出来ました。

前半に9ホールラウンドレッスンを行い、午後はパッティングのレッスンから始めました。

この日のお客様は上りのロングパットが打ち切れず、10㍍以上の距離のパットになると、3分の2の距離しか届かない事が多くありました。
上りのロングパットはインパクトを強く打つのですが、それだけだとボールの転がりが不安定になるので距離感も方向性も安定しません。
長いパットを打つ際には、クラブヘッドの振り子を出来るだけスムーズに、かつ、安定してストロークする必要があります。

そこで、肩甲骨をしっかり動かして、みぞおちから上の胸郭が大きく動くようなストロークを覚えて頂きました。
胸郭を動かすことで、胸の向きとクラブの位置が一定になりやすく、当たり方が安定します。
また、胸郭を動かすことで、手首に頼らずにストロークを行う事が出来、より長い距離を打つことが出来るようになります。

写真は20歩の距離ですが、この距離もしっかり距離を合わせる事が出来るようになりました。

後半の定点練習はアプローチショットから始めました。
グリーンの奥からのアプローチショットでは、
・逆目のライ
・マウンド越え
・左足下がり
の状況が多くなります。
それらを一つずつ練習して頂きました。

写真はマウンド越えの下り傾斜に向かってのアプローチショットになります。
このショットでは、ライが悪くなければＳＷを使って打ちましょう。出来るだけ打球をフワリと上げて、柔らかく着弾させる事で下り傾斜に落ちてもグリーン上にボールを止める事が出来るようになります。

ＳＷを使うので、振り幅も大きくなりますが、決して焦らずにゆっくりスイングする事を心がけると上手く打てるでしょう。

難しい状況ですが、繰り返し練習する事で上手く出来るようになりました。

ドライバーでは、アドレスの肩の向きと、テークバックの軌道に気を付けて頂きました。
ドライバーはボールを左側に置くので、どうしても肩のラインが開きやすくなります。スライスや引っ掛けのミスが出ている方は、特にアドレス時の肩の向きが開いてしまっている事が考えられますので、右の肩を少し引くように構える事をお勧めします。

また、ダウンスイングでグリップが体から離れてしまい、クラブがアウトサイド側から下りてしまう「オーバー・ザ・トップ」のエラーも出ていました。
このエラーが出る場合は、テークバックでしっかりと胸を右に向ける事で、クラブを下ろしてくるスペースを右足の前側に作る事が大切です。
スペースが出来ると、クラブをインサイドから下ろすことは簡単に出来るようになります。

写真のショットも素晴らしいストレートボールを打つことが出来ました。

バンカーショットのレッスンも行いました。
バンカーショットでは、砂をしっかり飛ばすことが大切になります。
砂を飛ばすために
・クラブを長く持つ
・砂に足を埋める
・バックスイングは高く、フォロースルーは低くスイングする
の3つに気を付けて頂きました。

また、あまりアウトサイドにバックスイングしてしまうと、距離が出にくくなるのでターゲットラインに沿ってバックスイングしてもらう事も気を付けて頂きました。

バンカーショットは、普段なかなか練習する事が出来ない状況になります。オンコレでは、コース内のバンカーを使って練習する事が出来るので、バンカーが苦手な方は是非オンコレで苦手克服してみてください。

梅雨時期は、どうしても雨の予報が多くなります。
ただ、テレビの天気予報は時間帯が大雑把なものが多く、レッスンの時間帯の10時～16時は雨が降っていない事がとても多いです。

この日も写真の様にきれいに晴れました。
前日の天気予報の降水確率は60%。あまり当てになりませんね。

詳しい天気予報が知りたい方は、「ゴル天」をお勧めします。
ゴル天の詳細は宮下コーチが紹介していますので、以下のURLからご覧ください。

https://oncole.jp/news/detail.php?id=6659

せっかくのお休みを雨予報で無駄にするのはもったいないです。
ゴルフ場はやっていますし、オンコレも開催していますので、是非、ゴルフ場に足を運んでみましょう。

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