こんにちは宮下芳雄です。
今回はスイング中に前傾角度をキープできるフォーム作りをテーマに記事を書きました。
じつは多くのゴルファーさんが前傾角度の伸び上がりで悩んでいます。
前傾角度が伸び上がってしまうとフェースが開きやすくなり右へのミスが出やすくなります。
さらに右へ行かないように意識し過ぎると、逆に左へのミスになったりもします。
くわえてダウンスイングで前傾角度が伸び上がるとトップボールのミスも出てしまい、頭の中は大混乱!
そんな辛いミスを無くすために前傾角度を安定させる方法を順序立てて紹介していきます。
【本記事の目次】
・バックスイングで前傾角度をキープするには左肩を下げる
・ダウンスイングで前傾角度をキープするには右肩を下げる
・効率良くフォームを矯正するポイントやコツ
・インパクトで前傾角度を保つには「2ケツ」で直る
この4項目で記事をお届けします。
ではじっくり読んで下さい。
結論から言ってしまうとバックスイングで前傾角度が伸び上がりやすいゴルファーさんは、左肩を地面へ向けて、左肩を下げながらバックスイングをしましょう。
いつも前傾角度が伸び上がっている方は、上半身が沈む感じがするので違和感が強くなると思います。
しかし、安心してくださいこれが正解です!
じつは違和感や怖さがあるくらいでないとフォームの矯正はできないのです。
そんな理由で怖がらず少し大袈裟に左肩を下げながらバックスイングをしましょう。
※合わせて読んでほしい記事
【ゴルフスイング】捻転の深いバックスイングができる5つのコツ【練習ドリルも紹介】
https://oncole.jp/column/detail.php?id=2861
次はダウンスイングでの前傾角度が伸び上がってしまうフォーム改善についてです。
ダウンスイングで前傾角度が伸び上がってしまうと、コッキングもほどけやすくなったり、インサイドからクラブが寝て下りてきやすくなります。
結果として極端なインサイドアウト軌道のスイングになりダフリのミスが出やすくなります。
そんな悪い動作を矯正するためには、右肩を下げながらダウンスイングしてみてください。
具体的には地面の方向へ右肩を近付けるようにダウンスイングするのです。
右肩を下げるダウンスイングするとダフリそうな気がしてしまい少し怖いかもしれませんね。
しかし、これを強く意識できると前傾角度の伸び上がりをしっかり矯正することができます。
そしてダフリが出てしまった方は2つことに気を付けてみて下さい!
①右肩は下げるが右腰は下げない(右腰を下げないで骨盤を回転させる)
②アーリーリリースになっていないか確認(手首のほどけ)
つまりダフリの原因は右肩の下がり打はなく「右腰」「手首」が原因なのですね。
慣れない動作は、難しく感じると思いますが少しだけ頑張ってみてください。
3つ目は、効率良くフォームを矯正するポイントやコツを紹介します。
ずばり、練習する際のポイントは素振りと打球を交互に行うことです。
具体的には下記の通り。
① 前傾角度と左肩がどう動いているかをまず素振りで確認
② 素振りのイメージで打球をする
③ ①~②を繰り返す
ポイントは、少し大袈裟に素振りをすることです。
みなさんご承知のように、少し意識しただけではスイング動作にほとんど変化が見られません。
つまり「大袈裟に左肩をボールに近付けてバックスイングする」「大袈裟に右肩を下げながらダウンスイングする」ことが大事なんです。
自分では「やり過ぎかな?」と感じるくらいで、じつはちょうど良いのです。
もう一つのコツは、打球練習ではあまり動作のことを意識をしないことです。
じつは打球する際に動作を意識し過ぎてしまうとスムーズなスイングができにくくなります。
そんな理由で素振りは、動作を強く意識し打球ではその意識を少し抑えることをお忘れないでください。
さらに鏡で自身のフォームを見たり、スマホで自撮りをしながらスイング作りをしても良いですね。
今回の記事を参考にしてスイング改造に挑戦してみてください。
最後におまけです!
おまけはYouTube動画です。
動画では前傾角度の安定についてレッスンをしています。
例えば「腰の入ったアドレス」「左肩をボールへ向ける」「胸骨&恥骨を近づける」「2ケツ」「骨盤の回転」
などなど前傾角度が安定するポイントを紹介しています。
とくに「2ケツ」「骨盤の回転」の説明は重要なのでお見逃しなく!
動画なので情報量が多くわかりやすいと思います。
とくに、まだゴルフ経験が少ない初心者ゴルファーさんには、動画の方がイメージして頂きやすいはずです。
今回は以上です。
Have a nice golf(^^ゞ