こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回は「右肩が前に出てしまう悪い癖を直す」ことをテーマに記事をお届けします。
こんな方いませんか?
「右肩が前に出てしまってアウトサイドイン軌道になり悩んでいる」
「スライスは出ないんだけど酷い引っ掛けがでてしまい困っている」
そんなゴルファーさんは今回の記事を最後まで読んで頂いて右肩が前に出てしまう癖を直すヒントを見つけてくさいね。
今回の目次は3つです。
【目次】
①右肩が前に出るとどんなミスが多くなるのか?
②右肩をが前に出る癖を直す方法
③右肩は前に出さないで下げるのが正解
この3項目でお届けします。
まず一つ目は右肩が出るとどんなミスが出るのかです!
大きく分けて2つのミスが出ます。
1つ目はスライスのミスです。
その理由は、右肩が前にでるとクラブヘッドがアウトサイドから下りてきやすくなるからです。
つまりアウトサイドイン軌道になるんです。
さらに軌道に対してフェースが開いてしまうとスライスのミスになってしまうんです。
そして2つ目のミスは引っ掛けのミスです。
じつは、スライスと同じようにスイング軌道は、アウトサイドイン軌道になっています。
しかし軌道に対してフェースがオープンにならないでスクエアになっているとスライスにならないで、左へ真っすぐ引っ掛けボールが出てしまうんですね。
つまり軌道は同じでもフェースが軌道に対してオープンかスクエアかにより右へも左へもボールが飛んでしまうミスがでてしまうのです。
つぎは、具体的な右肩が前に出てしまう直し方です。
続けて読んでください!
※あわせて読んで欲しい記事
【練習不要】鉛を貼ってドライバーのスライスを簡単に直す方法【オススメの鉛も紹介!】
https://miyashita-golf.com/archives/719
直し方には2つの方法があります。
この記事を読んで頂いている読者さん自身で、気に入った方を選んでみてくださいね。
1つ目は「左手でクラブを杖のようについて」左肩が開かない準備動作をすることです。
詳しく説明していきましょう。
1.左手でクラブを杖のようにつく
2.右手1本でシャドウスイングをする
3.注意点は、左肩と手の位置をかえない。骨盤も回転させる
4.そのイメージで打球をする
これにより左肩の開きが抑制され、結果的に右肩が前に出なくなります。
2つ目は右肩を左手で押さえて素振りをする方法です。
これも分かりやすく解説します。
1.左手で右肩を押させる
2.押さえたまま、右へ1本でシャドウスイングをする
3.顔が左を向かないようにする。骨盤の回転もお忘れなく!
紹介した2つの方法は、結果的に同じ効果がありますが、ゴルファーさんのスタイルによって効果ので方が違います。
両方試してみて自分にあった方を取捨選択してみてくださいね。
結論、ダウンスイングでは右肩は前に出さないで下げるのが正解です。
その理由は、ゴルフは前傾してスイングをしているからです。
これだと全くわからない方もいると思うので、かみ砕いて説明しますね!
まずゴルフは、地面にあるボールを打つスポーツです。
そんなこともあり、上半身を前傾させないと地面にあるボールを打つことができないんですね。
ちなみに野球やテニスは、空中にあるので前傾をしないでボールを打ちます。
前傾をしないで肩を回すと肩は水平回転をします。
しかし、前傾をして肩を回転させると肩は上下動するんです。
そんな理由で、右肩は前に出さないで下げるのが正解なのです。
※あわせて読んで欲しい記事
【プロゴルファーだから言える】ドローボールが打てるスイングは●●●軌道にする【ポイント5選】
https://oncole.jp/column/detail.php?id=4480
今回は、右肩を前に出さないことをテーマにお届けしました。
スライスと引っ掛けが出てしまってゴルフが少し辛くなってしまっている方に良いヒントをお届けできていたとしたら嬉しいです。
では今回は以上です。
Have a nice golf!