こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回は、「つま先下がり傾斜からの打ち方」を紹介します。
こんな方いませんか?
「つま先下がり傾斜がとても苦手で悩んでいる」
「そもそもつま先下がり傾斜の基本が分からない…」
そんな方は、今回の記事を最後まで読んで頂いて「つま先下がり傾斜」を気持ちよく打てるようにしましょう。
今回の目次は3つです。
【本記事の目次】
①つま先下がり傾斜の構え方
②つま先下がり傾斜のスイング
③つま先下がり傾斜での方向性
この3項目でお届けします。
ではスタートです!
※合わせて読んでほしい記事
簡単につま先上り傾斜が打てる4つのコツ!
https://miyashita-golf.com/archives/2200
結論、3つのことに気を付けましょう。
・グリップを長く握る(ちなみに短く握るとトップしやすくなる)
・膝を曲げて構える(重心が下がりトップしにくくなる)
・前傾を深くして構える(アップライトスイングがしやすくなる、打ち込めるようになる)
ポイントは少し大袈裟にやることです。
じつは、膝を曲げているつもりでも曲げ方が不足していることが多かったりします。
前傾も深く折っているつもりでも、折れていなかったりするんですね!
繰り返しで申し訳ないのすがポイントは、少し大袈裟です。
次の項目では、つま先下がり傾斜が上手く打てるスイングを紹介します。
続けて読んで下さいね!
ずばり言ってしまうと平らな場所とは違ったスイングをすることが大切です。
ここでも順序立てて説明していきます。
・アップライトにバックスイングをする
その為には「直線的にバックスイングをする」「前傾を深くする」を意識したいですね。
・上から下へ打ち込むスイングをする
ちなみに打ち込むスイングするには「止める素振りをする」「トップポジションを高くする」ことがポイントです。
・骨盤をしっかり回して手打ちを抑制する
これは傾斜に限ったことではないのですが、傾斜からのショット、特につま先下がり傾斜は膝を深く曲げて打つので骨盤の回転がしにくくなります。
通常の3割増しで骨盤の回転を意識しましょう。
さらに通常は右へボールが飛びやすいつま先下がり傾斜が、逆に左へ飛んでしまう方は、骨盤を意識して回すことで左へのミスを予防する効果があります。
・80%の力加減でスイングをする
結論、傾斜からは100%ではなく80%で振りを抑えたスイングをしましょう。
具体的には、スイングしたあとにバランスを崩さなければOKです。
バランスを崩さなくなると結果としてミート率が良くなるはずです。
最後の項目では、つま先上がり傾斜からの方向性のお話です。
最後の項目もぜひごらんください!
結論から言ってしまうとつま先下がり傾斜は右へボールが飛びやすいんです。
その理由はクラブのライ角がフラットになり、フェースが右を向きやすくなるからなんですね。
その右へのミスを抑制するために「左へ向く」「ボールを左へセット」「クローズフェースにする」
などの工夫をしていきましょう。
でもこう私が言うと「僕は逆に左へ引っ掛けることが多いけど・・・」と思う方もいると思います。
たしかに中級者以上のゴルファーさんでは左へのミスで悩んでいる方がいますよね!
そんな方は、前の項目ですでに紹介してしまっているのですが・・・
骨盤の回転をダウンスイングで強く意識してみてください。
これにより左へのミスを無くすことができるはずです。4
※合わせて読んでほしい記事
つま先下がり傾斜の打ち方
https://oncole.jp/column/detail.php?id=6998
今回は「つま先下がり傾斜からの打ち方」を紹介しました。
次回のラウンドでは、自信をもってつま先下がりに挑戦してきてくださいね!
ではHave a nice golf!