こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回のテーマは「バンカーショットの基本」です。
こんな方いませんか?
「いままでなんとなく打っていたので基本を教えてほしい」
「バンカーが超苦手なんで、なんとか一回で出したい」
どんな方は、今回の記事を最後まで読んでバンカーに対しての知識を高めて次回のラウンドの参考にしてくださいね!
ではスタート!
今回の記事は6項目あります。
時間がない方は気になるところだけ読んでくださいね。
【本記事の目次】
①アプローチのように打つバンカーショット
②フェースを開いて左を向く
③ボールは左かかとの内側
④ボールの5センチ手前を打つ
⑤2~3倍の力加減で打つ
⑥特殊な素振りで攻略
今回はこの6項目でバンカーショットの基本をお伝えします。
ではスタートです。
※合わせて読んでほしい記事
バンカーショットを上手く打つコツ【一発で出せるマニュアル】
https://miyashita-golf.com/archives/633
結論、バンカーショットが超苦手な人は、アプローチのようにバンカーショットをしましょう。
具体的には、フェースの向きはスクエア、さらにクラブはインサイドイン軌道で振ります。
まさにアプローチショットと同じ打ち方です!
違う点は、砂とボールを一緒に打つので通常のアプローチの2~3倍の力加減でボールを打つことです。
10Yのバンカーショットでしたら20~30Y打つイメージでクラブを振りましょう。
この打ち方はアプローチと同じイメージなので「初心者さん」「バンカーが苦手な方」でもやさしくバンカーショットできるはずです。
次の項目では通常のバンカーショットの基本を順序立てて説明していきます。
続けてご覧ください!
ずばりクラブフェースを開いて構えましょう。
フェースを開くとはクラブフェースを右へ向けることです。
その理由は2つです。
1.ボールが上がりやすくなる
2.バンス(ソールのふくらみ)が使えてクラブヘッドが必要以上に深くもぐり過ぎなくなる
ここで注意する点は、フェースを開くとボールが右へ飛びやすくなるので、その分、目標に対して体を左へ向けることです。
ボールの位置は左足かかと内側へセットしましょう。
その理由は、左かかとへボールを置くことでボールが上がりやすくなるからです。
さらに左へ置くことでボールの手前を打ちやすくなる。
言い方をかえると直接ボールを打ってしまうミスを予防することができます。
そのことについては次の項目で詳しく説明しますので続けて読んでくださいね!
バンカーショットはボールの5センチ手前を打つことが基本です。
その理由は直接ボールを打つと打球が低くなってしまいバンカーのアゴに当たりやすくなるからです。
でもこう私が言うと「10センチ手前ではダメなのかな?」と思う方がいると思います。
じつは10センチ手前だと砂を打つ量が増えてしまいパワーがボールに伝わりにくくなり、結果としてバンカーからボールがでなくなってしまうのです。
そんなこともあり5センチ手前を打つことが正解なのです。
バンカーショットでは通常より2~3倍の力加減でボールを打ちましょう。
その理由は、バンカーショットは砂とボールを一緒に打つからです。
つまり、砂を打つ負荷を入れた振り加減でボールを打たないといけないのです。
ちなみにバンカーが苦手な方は、この2~3倍の力加減が上手くできていないことが多いんですね!
大きく振るとボールが飛び過ぎてしまう気がしてしまうからだと思います。
ザックリ言ってしまうとバン!と思い切り打つことがバンカーショットを上手く打つポイントですね。
最後はバンカー用の特殊な素振りを紹介しましょう。
まずバンカー周りのラフなどでクラブヘッドを芝生から離して空中に構えます。
空中に構えますがインパクトで地面をタッチしてください。
たったこれだけです。
しかし多くのゴルファーさんは、バンカー内でバンカーの砂にクラブのソールが付かないように素振りをしています。
じつは、この素振りではバンカーショットを打つ前の準備動作にはならないのです。
ちなみにソールが砂についてしまうとペナルティーになります。
実際のバンカーショットと同じようにクラブを地面から離して構えてインパクトでは地面をタッチする素振りを準備動作としておこなっておくと、100%ではありませんが、間違いなく失敗する確率を減らせることができるのです。
※あわせて読んでほしい記事
バンカーショットのコツはバンスを使うこと!
https://oncole.jp/column/detail.php?id=1712
今回は少し長めの記事になってしまいましたが、初心者ゴルファーさんから中級者ゴルファーにとって有益な情報をお伝えできたと思います。
あとバンカーショットで大事なのが・・・
そうそう、「場数慣れ」ですね。
手前みそですが、私が行っているコースレッスンにご参加頂けるとお腹いっぱいにバンカーショットを練習することができます。
では今回は以上です。
Have a nice golf!