こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回はゴルフ初心者さんからの質問で多い、ゴルフ場での服装についての記事をお届けします。
結論を先にいってしまうと、ゴルフ場にはドレスコートのルールやマナーがあります。
このドレスコートのルールを知らないことが原因でマナー違反をしてしまっている方がいるかもしれませんね!
そんな服装などのルールがあったりするのでゴルフに対して、敷居の高さを感じている人も少なくないかもしれません。
そこでゴルフ初心者さんでもマナー違反にならないようにする正しいゴルフ場での服装についてのことを分かりやすくまとめました。
【本記事の目次】
・ラフな服装がダメな理由、ゴルフ場の正しいドレスコートとは?
・プレイ中に失敗しない服装のポイントとは?
・ゴルフ場へ行くとき、帰るときの正しい服装とは?
・虫さされや日焼けを予防するゴルフ場での正しい服装とは?
・ゴルフ初心者におすすめ!失敗しないゴルフウェア選びとは?
・ゴルフを楽しむためには正しい服装についての理解が重要
今回はこの6項目で記事をお届けします。
ではじっくりご覧ください。
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結論、ゴルフ場でのラフな服装はマナー違反になります。
具体的には、「Tシャツ」「デニム」「サンダル」などのラフすぎる服装での来場は、ルール違反になります。
しかし、こう私が言うと「なぜゴルフ場ではラフな服装はマナー違反なの?」と思う方もいるでしょう。
じつは、昔のゴルフ界では、地元の名士たちが資金や土地をお互いに出し合ってゴルフ場を作り、名士たちがお互いに仲間同士でゴルフを楽しむという形でゴルフを楽しみ、そしてゴルフというスポーツを発展させていました。
そして時代が進むにつけれてゴルフ場のメンバー以外の人たちが、特別にゲストという形でゴルフ場に招待されるようになり、メンバーと一緒にゴルフを楽しむようになったと言われています。
当然ゲストは名士に招待されていることもあり、ゴルフ場へ訪れる際は服装にも気を使わなければいけなかったそうです。
そんな理由もあって日本のゴルフ場では、ドレスコートを着てゴルフ場に行くことがが当たり前になり、ラフな服装は失礼になるというマナーが自然に生まれたと言われています。
それが現代のゴルフ場でも伝統として受け継がれているという訳なのです。
そして現在、日本のゴルフ界では、大衆化が一気に進んできこともありドレスコートなどの服装のルールが少しずつではありますがカジュアルな方向へ変わってきています。
しかし、まだまだTシャツやデニム、サンダルなどのラフな服装での来場がOKなゴルフ場は、ほとんどなく一定のマナーとしてドレスコードをお願いしているゴルフ場がほとんどなのです。
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ずばり言ってしまうとゴルフ場でプレイするときは、「襟付きシャツ」を着なければいけません!
つまり「Tシャツ」などのラフな服装はルール違反になります。
ちなみに、ここ数年流行している襟がハイネックなっているデザインのシャツは服装のマナー違反していません。
さらにパンツは、チノパンなど裾の長いスラックスが好ましいです。
半ズボンを着用する場合はハイソックスと合わせなければならないなどのルールがあるゴルフ場もあるので事前にゴルフ場への確認が必要です。
さらに女性の場合は丈の短いパンツやミニスカートといった肌の露出の多いい服装は避けましょう。
くわえて男性、女性に限らずシャツはパンツの中に入れるのが服装のマナーになっています。
つまり、他人から見てだらしなく見えない装いが好ましいということです。
ゴルフシューズについては、靴の裏面がプラスチック、もしくは非金属のスパイクであれば大丈夫です。
現在ゴルフショップで販売されているゴルフシューズでしたらほぼ大丈夫です。
ちなみにサンダルやハイヒールなどでプレイすることはルール違反になります。
結論、ゴルフ場への行き帰りもドレスコードのルールがあります。
具体的には「襟付きシャツ」「スラックス」「ジャケット、もしくはブレザー」を着用するのがドレスコートのマナーです。
ただし現代では温暖化等の影響もあり夏場は上着を着用しなくても大丈夫なゴルフ場が多くなってきました。
しかし夏場でもシャツは襟付きで裾は、パンツの中に入れること忘れないでください。
もちろんラフな服装である「Tシャツ」「デニム」「短パン」などは服装のルール違反と言われてしまいます。
そして靴については、革靴が基本で、サンダルなどラフな履物は同じくルール違反になります。
また女性の場合はスカート着用時はストッキングを履くなどして肌の露出をなるべく避けることがマナーになっています。
ちなみに服装について厳格なルールがあるところでは昼食時にジャケット着用を求められるゴルフ場もあります。
とくに名門ゴルフ場でプレイする場合には事前にゴルフ場の服装ルールを確認しておくことをお勧めします。
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ゴルフ場での服装はマナーはもちろんですが虫さされや日焼けにも注意が必要です!
真夏に肌を露出し過ぎると「蚊」「ブヨ」などの毒虫に刺される可能性があります。
さらに短パンで草むらに入っていくと蛇にかまれる可能性もあります。
短パンやスカートなど肌の露出が多い服を着用する場合は、丈が膝まであるハイソックスを履いておいた方が安全です。
帽子について、じつは着用を義務付けているゴルフ場もあります。
その理由は、打球が頭に当たった際のダメージを軽減する効果があるからです。
さらに夏場の炎天下では、強い日差しを遮断してくれ熱中症予防の効果もあります。
つまり大切な頭部を守るためにプレイ中は帽子は着用しておいた方が良いのです。
反対に冬場の服装については、外気の寒さから身を守り、体温を下げないことが大切ですね。
しかし、何枚も重ね着をしてしまうと肩や骨盤が回転がしにくくなってしまいスイングに影響が出ます。
その対策としては発熱系のインナーを着たり、ハイネックのシャツで首筋が冷えないようにしましょう。
さらに防寒機能が高くてプレー時にはすばやく脱げるライトダウンジャンバーやウインドブレイカーを着用して動きやすさと防寒を両立させると良いですね。
年間通して楽しめるゴルフでは、季節により大きく変わる気温差などを十分に考えて快適なプレーができる服装を工夫してみてください!
結論を先に言ってしまうとコットン素材のポロシャツとチノパンを組み合わせましょう。
その理由はゴルフウェアとして無難なデザインで初心者ゴルファーが着ても似合い、さらに値段もリーズナブルだからです。
そしてジャケットやブレザーを合わせればフォーマルな着こなしも出来ます。
ゴルフ場でのドレスコートとして理想的な服装です。
さらにコットン素材のポロシャツは吸湿性が高くて通気性にも優れていてアウトドアスポーツのゴルフにはとても合います。
くわえてポロシャツの下には各アパレルメーカーが販売しているインナーウェアーがおすすめ!
真夏には紫外線から肌を守り、汗を逃がす機能がある一方で、冬には発熱・保温効果によって寒さから身を守ってくれます。
さらに発熱・保温効果を着ることにより、重ね着をしなくてすみ、
結果として肩が回りにくくなってしまうことを防ぐ効果もあります。
そして最初はオーソドックスなコットン素材のポロシャツとチノパンから始めて、ゴルフに慣れたきたら「ファッション性の高いデザイン」「スポーツブランド」などへ服装の幅を広げても面白いと思います。
今回はゴルフ初心者さんから質問が多かった、ゴルフ場での服装についての記事をお届けしました。
ゴルフ場のドレスコードについては、ゴルフ場によって多少の違いありますが、基本的な服装のルールを理解しておくことが重要です。
そうすれば、ゴルフ場へ行くときの服装の不安やルール違反の服装になってしまうことを防ぐことができます。
では次回のゴルフでは、正し服装でプレイをして最高の休日をゴルフ場で過ごしてくださいね!
Have a nice golf!