こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回は「冬ゴルフで気を付けたいこと7ヶ条」をお届けします。
ではご覧ください。

【本記事の目次】
①冬はボールは飛ばなくなる！
②冬ゴルフは暖かくて動きやすい服装を選ぼう！
③冬ゴルフはストレッチで体を暖め柔軟性を高める
④冬ゴルフのセカンドショットは花道を狙うのが正解！
⑤冬ゴルフのアプローチはパター、FW、UTを多用する！
⑥冬ゴルフで体を冷やさないとっておきの工夫！
⑦冬ゴルフでも肩が回るテクニックは「チンバック」！

この7項目で今回の記事をお届けします。
5分程度で軽く読めてしまう記事なのでぜひ最後までご覧ください！


■合わせてみてほしい動画
冬用コースマネージメントと冬用スイングで冬場もスコアアップできる
https://youtu.be/4HC5Dbn6yXI

冬になると気温とともに飛距離が出なくなることは、ゴルファーなら誰しも感じることですよね！
その原因は気温の低下により空気の密度が高くなり、結果として空気抵抗が強くなりボールが飛ばなくなるからと言われています。
さらに気温が低くなると厚着をすることで肩の回転角度が浅くなり、飛距離も出にくくなります。
そんなこともあり夏場より10～20ヤードくらいボールが飛ばなくなるんですね。
そして冬ゴルフではそのことを意識して、夏場より1番手大きな番手選びをしていきましょう。

気温が低くなるこれからの季節は体を暖めてくれる服装が大切です。
まずは服装で寒さをブロックしましょう。
代表的な防寒対策衣料は発熱系のインナーウェアですね。
ゴルフブランドではなくても、ユニクロの「ヒートテック」など安価なもので大丈夫です。
さらに、昔から「首」「手首」「足首」を暖めると防寒効果があると言われています。
具体的には、ネックウォーマーで首・アゴ周りからの体温低下を予防する。
さらに防寒グローブやレッグウォーマーで手首・足首周りを温めることで体温低下を防ぎましょう。
これにより寒さを感じることなくプレイに集中できるはずです。

スポーツ選手であれば当たり前ですが、アマチュアゴルファーが意外と行っていないのが体操やストレッチだと思います。
ストレッチは、ウォームアップだけでなくプレイ中のケガを予防するためにもぜひ行いましょう。
とくに肩と骨盤の可動域が狭くなりやすいので、肩甲骨、股関節のストレッチはお忘れなく！

冬ゴルフでは地面が乾燥して硬くなってきたり、さらに寒気が強まるとグリーンが凍ってきたりします。
そんな状況でのセカンドショットは、ピンを直接狙うのではなく花道を狙うことがお勧めです。
これにより、グリーンをオーバーしてしまい左足下がり傾斜のアプローチショットだったり、
下り傾斜の速いパッティングが残ってしまうことを予防することができます。
そんな理由で冬ゴルフではグリーンの手前から攻めていきましょう！

■あわせて読んでほしい記事
冬芝対策！ボールの位置に気をつけよう！【ゴルフスイング・基礎のアプローチ】
https://oncole.jp/column/detail.php?id=2428

結論、芝生が枯れている冬ゴルフではパター、FW、UTを使ったアプローチ練習を行います。
パター、FW、UTを使ったアプローチメリットは二つあります。
①ダフっても大きなミスにならない
②FWやUTだと小さな振り幅で打てるので当て方のミスも少ない
芝生が枯れたり、ベアグランドでもやさしく簡単にアプローチショットができます！
慣れないと最初は難しく感じますがほんの10分くらい練習するとコツが分かり、
ゴルフの経験が少ない方でもそのやさしさを感じていただけるハズです。


■あわせて読んでほしい記事
アゲインストの打ち方、冬ゴルフ対策マニュアル
https://miyashita-golf.com/archives/189

冬ゴルフでの防寒対策としてはスタート前に暖かい飲み物と一緒に朝食を食べて内側から体温を上げることや、
外側からは背中や下腹部に使い捨てカイロを貼る工夫がとてもお勧めです。
さらに、ラウンド中はなるべくカートに乗らないで歩くことも体温を上げるのに高い効果があります。
歩くことで全身の血流がよくなり体温低下を防ぐことができます！

防寒対策で厚着をすると肩が回らなく感じる方が多いいはずです。
そんな時に効果があるテクニックが「チンバック」です。
伝説のプロゴルファー、帝王ジャック・ニクラウスが取り入れているバックスイングの方法として有名ですね！
具体的な方法は、バックスイングをする前に首を右側にひねるだけです。
ポイントは目の左端でボールを見ることです。
とてもスムーズに、そして自然に肩が回ることにみなさん驚くはずです。
寒くて肩が回らない時にぜひ試してみてくださいね！


今回は「冬ゴルフで気を付けたいこと7ヶ条」をお届けしました。
この7ヶ条を参考にして頂いて、冬ゴルフを楽しんでくださいね！
ではまた次回の記事でお会いしましょう。
Have a nice golf！