こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回は、「ドライバーのスライスを直す」ことをテーマに記事を書きました。
読者さんの中にこんな方いませんか?
「ドライバーのスライスが止まらなくて悩んでいます!」
「ボールの位置や振り方を変えたり、試行錯誤したけどあまり効果がなくスライス直らなくて困っている!」
そんなゴルファーさんは、今回の記事を最後まで読んでお悩みを解決してください。
そして記事を読むこと下記のようなメリットがあります!
【記事を読むメリット】
・ドライバースライスの原因が分かって自分で直せるようになる!
・インパクトでボールを捕まえる動きが身についてスライスが無くなる!
・インサイドアウト軌道でドロー回転の球が打てるので飛距離アップも期待できる!
・ドライバースライスを予防できるのでOBが出なくなりスコアメイクができる!
ドライバーのスライスで困っている人はもちろん、ドライバーが飛ばなくて悩んでいるゴルファーさんにも読んで頂きたい内容になっています。
ではじっくりご覧ください!
【本記事の目次】
・ドライバーがスライスする原因
・ドライバーのスライスの直し方
・ドライバーだけスライスする人の特徴
・コースで急にスライスが出た時の改善方法
ドライバーのスライスは「フェースの向き」「スイング軌道」「フェースの根元に当たる」など3つのことが主な原因で起こります。
でもこう私が言うと多くのゴルファーさんは「ドライバーがスライスする原因はそれだけではないのでは?」と思う方もいるでしょう。
たしかにその通りで、細かく言うと振り遅れ、手打ち、伸び上がりなど色々な原因があります。
今回は、そんな原因の中でドライバーがスライスしてしまう原因のベスト3をあげてみました。
このあとは、ドライバーのスライスの直し方を具体的に解説していきます。
続けてご覧ください!
この項目では具体的にスライスを直す方法を順序だてて説明していきます。
スライスの直し方は他にもいっぱいありますが代表的なものを5つだけ紹介します。
①ストロンググリップでスライスを直す
結論、ストロンググリップでスライスを直しましょう。
その理由は、ストロンググリップにするとアームローテーションをしやすくなるからです。
自分から見て左手の拳が2〜3個見えていれば大丈夫です。
ちなみにストロンググリップとは逆にウィークグリップ(左手の拳が1〜2個見えている握り方)になるとフェースが開きやすくなりボールは右へ方向へ飛びやすくなります。
そんな事もありストロンググリップでフェースが開きにくくしてスライスを直してほしいんです。
②肩のラインを目標線と並行にしてスライスを直す
ずばり言ってしまうと肩のラインを目標と並行にしましょう。
その理由は、右肩が前に出てしまうとアウトサイド軌道でスイングをしやすくなってしまうからです。
対処法は構えた時に右肘を少し曲げて引くようにすることです。
自主練習では自分の姿を鏡や窓に映して確認してみてください。
さらにラウンド中は仲間に体の向きをチェックしてもらっても良いですね。
この肩のラインはゴルフ経験が少ない人がやってしまいやすいミスのなので気をつけたいですね。
③両肘を内側にしぼって構えてスライスを直す
結論を先に言ってしまうと左肘を内側にしぼって構えましょう。
これが逆に左肘が外側を向いているとスライスしやすくなります。
その理由は左肘が外側を向いているとアウトサイド軌道でスイングしやすくなるからです。
具体的にはインパクト以降、左肘を左へ外すようなスイングになりやすくなってしまうんです。
さらに左肘が外側を向いているとアームローテーションもしにくくなリます。
フェースを返す動作ができなくなってしまい結果的に右へのミスが出やすくなるのです。
つまりスライスもプッシュアウトなど右へのミスが多くなってしまうんですね。
対処法としては左肘が自分の脇腹を向くくらいで構えましょう。
そんなこともあり左肘を内側にしぼって構えてスライスを直してほしいんです。
④カカト体重でスイングをしてスライスを直す
ずばり言ってしまうとカカト体重でスイングをしましょう。
その理由は、カカト体重の方が骨盤を正しく回転できるからです。
つまりカカト体重でスイングをすると手打ちを予防できて、結果として「骨盤→胴体→肩→腕→手→クラブ」の順番でダウンスイングをすることができるのです。
じつは骨盤の回転より肩の回転が早くなってしまうとアウトサイドイン軌道になりやすくなります。
さらに骨盤の回転より肩の回転が早くなるとインパクト以降でスイングに詰まりが生じてしまい、結果として前傾角度が起き上がりフェースが開きやすくなります。
前傾角度が崩れるのでダフリ、トップ、空振りなど様々なミスも出やすくなります。
そんな理由でカカト体重でスイングをしてスライスを直してほしいのです。
⑤ルックアップに気をつけてスライスを直す
ずばり言ってしまうとルックアップに注意してスライスを直しましょう。
ヘッド アップとは、スイング中に無意識に頭が早く上がってしまうことです。
具体的にはインパクトより前にボールから目線がボールから離れてしまい目標方向を先に見てしまう悪い動作の事です。
ルックアップをしてしまうと前傾角度が起き上がってしまいます。
さらに前傾角度が起き上るとフェースが開きやすくなってしまうのです。
対処法としては、インパクトしたあと一呼吸置いてからボールの行方を追うようにしましょう。
少し大袈裟になるくらいボールを見ることが理想です。
見本スイングとしては松山英樹プロのスイングが良い参考になるはずです。
結論を言ってしまうとドライバーだけスライスしている人は、振り遅れが原因です。
具体的には、振り遅れによりフェースを返すタイミングが遅れてしまい結果的にスライスしてしまうんです。
でもこう私が言うと「なんでドライバーは振り遅れてしまうの?」と思う方もいるでしょう。
実際にドライバーのシャフトの長さとアイアンのシャフトの長さを比較するとわかるのですがドライバーのシャフトの方が圧倒的に長いことに気づくはずです。
つまりドライバーの方がスイングアーク(クラブヘッドが描く円運動)がアイアンより大きくなる分遅れやすくなるんです。
そんなこともありアイアンと同じようなタイミング、リズムで振ってしまうとフェースがまだ開いた状態でインパクトしやすくなると言う訳です。
結果としてフェースが開いたまま下りてくるのでスライスの原因になります。
ドライバーのようにシャフトが長いクラブは、振り遅れに注意しながらスイングしましょう!
結論を先に言ってしまうと「手打ちスイング」「右肩が前に出る」がコースで急にスライスしてしまう原因です。
手打ちスイングになってしまうとクラブヘッドが、アウトサイドから下りてきやすくなるので、結果的にアウトサイドイン軌道でスライスになってしまうんです。
なぜ手打ちになるかというと「クラブヘッドをボールに当てたい」と思う気持ちが強すぎるからなんです。
そして、右肩が前に出ると左肩が反動で早く開いてしまうのでアウトサイドイン軌道になってしまいスライスが出やすくなります。
とくに中級者以上のゴルフ経験者はこれが原因でスライスをしていることが多いいです。
そして、この2つのスライスの原因は、骨盤の回転を意識することで改善することができます。
具体的には、トップポジションからの切り返しを「骨盤→胴体→肩→腕→手→クラブ」の順番でスイングするとスライスのミスを改善することができます。
これについては、こちらの記事で詳しく解説をしていますので、興味のある方はぜひご覧ください↓
※合わせて読んでほしい記事
https://miyashita-golf.com/archives/4047
今回は、ドライバーがスライスしてしまう原因と直し方、練習方法をご紹介しました。
結局のところアウトサイド軌道で振らないこと、スイング軌道に対してフェースを開かないこと、この2つが最も大切です!
まずは原因と直し方を頭の中で理解と整理をして、素振りやハーフスイングなどから練習を始めてフォーム作りをしていってください。
いきなりフルスイングの打球から始めることは、フォーム作りの遠回りになるので十分に注意してください。
今回は以上で終わります。
ではHave a nice golf!
さようなら~