実践的なラウンドレッスンがゴルフ上達の近道と言われる理由【料金や練習内容も解説】
こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回はラウンドレッスンについて記事を書きました。
こんな方いませんか?
「ラウンドレッスンって何をするんだろう?」
「ラウンドレッスンの料金を知りたいな!」
「練習だと出来て、ゴルフ場だと出来ないのはなぜ?」
そんなことを知りたいゴルファーさんは今回の記事をぜひ最後まで読んで下さいね。
【本記事の目次】
・ラウンドレッスンとは?
・インドアレッスンで出来たことがゴルフ場で出来ない理由
・ラウンドレッスンならではの練習内容とは?
・ラウンドレッスンの練習内容と料金は?
・ラウンドレッスンでゴルフ上達するコツ
・まとめ
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ラウンドレッスンとは、ゴルフ場で開催をしている実践的なレッスンのことです。
通常、インドアゴルフや練習場レッスンではスイング作りの練習をします。
ラウンドレッスンでは「傾斜」「アプローチ」「バンカー」「パッティング」「コース戦略」「状況に応じたクラブ選択」などゴルフ場でないと出来ない練習をおこないます。
さらにゴルフ場になると出てしまう悪い癖など、インドアや練習場では気付けないことなどをラウンドレッスンでは体感できます。
そんなこともありラウンドレッスンではゴルフ場ならではの超実践的なレッスンを受けることが出来ます。
とくにゴルフ経験が少ない初心者ゴルファーさんにとって、ラウンドレッスンはとても大事です。
その理由は「プレイの所作」「ルール・マナー」などのラウンドをするのに大切な基礎的なことを学ぶことができるからです。
くわえてラウンドレッスンではプロが帯同してサポートをくれるので初心者ゴルファーさんにとってはとても安心してレッスンを受けることができます。
結論を先に言ってしまうとインドアゴルフや練習場とゴルフ場を比べるとお互いの環境差が大きいいからです。
これがインドアレッスンできたことがゴルフ場で出来ない理由です。
このあと具体的な例をあげて説明します。
①人工マットと芝生との環境の違い
ずばり言ってしまうとインドアゴルフや練習場の人工マットはミスショットが出にくいです。
なぜなら人工マットには厚みがあるので、すくい打ちをしてもトップのミスが出にくかったり、
ボールの手前を打ってしまった場合でもクラブヘッドがマットの上を滑るのでダフリのミスが出にくいからです。
そしてゴルフ場の芝生から、すくい打ちするとチョロやゴロなどの大きなミスになります。
さらにダフった場合にはクラブが芝生に深く刺さってしまうので、まともにボールに当たらないで飛ばなくなります。
そんな人工マットと芝生との環境の違いがインドアレッスンできたことがゴルフ場で出来ない理由の1つです。
② 平らな打席と傾斜のあるゴルフ場との環境の違い
当たり前ではありますがインドアゴルフや練習場は打席が平らで打ちやすいです。
しかしゴルフ場では平らな場所は、ほぼティーグランドのみです。
その他の場所は大小の違いはありますが何らかの傾斜があります。
つまり傾斜に沿った構え方、傾斜にあったスイングをしないとゴルフ場では良いショットが打てないのです。
そんなこともありインドアゴルフや練習場よりゴルフ場で良いショットを打つのが難しいのです。
③スコア向上の近道はコースマネージメント
スコアを良くするにはコースマネジメントが重要です。
なぜならラウンドではボール打つだけではスコアが良くならないからです。
具体的には、『どの場所に』『どのクラブを使って』『どんな球筋』で打てばいいのかなどの戦略を立てなければいけません。
状況対応を間違ってしまうと大きなトラブルになったりします。
そしてコースマネージメントはゴルフ場でないとイメージがしにくいので学ぶことが難しいですね。
④ゴルフはメンタルスポーツ
ゴルフはメンタルスポーツとよく言われます。
当たり前ではありますが練習と本番のゴルフ場とでは心理的状況が大きく違います。
練習場では無心で打つことができますが、ゴルフ場では常に一発勝負です。
さらに実際のプレイでは「池やOBを避けたい」「ダフリ、トップをしたくない」「飛距離を出したい」などの雑念が生じます。
つまり結果を強く意識してしまうことにより練習のようなショットが打てなくなるのです。
そんなこともありゴルフはメンタルスポーツと言われています。
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ここまで説明したように練習場とコースとでは大きく状況が異なります。
そんな理由でスコアを良くするためには、練習場だけでなくゴルフ場での実践的な練習が必要です。
それではラウンドレッスンで具体的にどのようなことが学べるか解説していきましょう。
①状況に合ったスイングやプレイの仕方を学べる
ラウンドレッスンでは傾斜、ラフ、バンカー、アプローチなど、色々な状況での打ち方を教わることができます。
しかもコース内の同じ場所からから5〜6回の打ち直し練習(定点練習と言います)をすることができます。
またコース内ではなく練習グリーンや打球練習場、アプローチ&バンカー練習場では20〜30球以上、
アプローチやバンカーショットといったショートゲームをお腹いっぱいに練習することができます。
ゴルフ場内や練習施設の芝生の上からボールを打つことで間違いなくスコアアップの練習をすることができます。
※ラウンドレッスンを運営している会社や練習メニューなどによって、打ち直し練習(定点練習)や芝生からの練習ができない場合もあります
②コースマネージメントを学べる
18ホールラウンドレッスンや9ホールラウンドレッスンではコースマネジメント(コース戦略)を学ぶことができます。
ゴルフでスコアを良くするにはスイングだけでなくコースマネジメントを学ぶこともスコアアップする上でとても大切です。
プライベートでラウンドをした時もレッスンで学んだコースマネジメントが生かせるように、
「コースリーディング(コースのどこを習うのか?)」「ショットメイキング(狙った場所にどんな球筋で何番で打つのか?)」「目標スコアでプレイする為の数値的な戦略(スコアマネージメント)」といった考え方を学んでおきましょう。
③ラウンドの所作、ルール&マナーを学べる
ゴルフは紳士淑女のスポーツと言われています。
そんなこともありルールやマナーがとても大切です。
具体的にはゴルフ場の各場所の名称を覚えたり、ボールがOBや池に入ったり舗装道路にのってしまった後の処置方法などなどです。
マナーについては同伴者のプレイ中の待機位置やプレイをする順番などですね。
さらにはスロープレイにならない為のコツなどゴルフをするために必要な基本的な所作、ルール&マナーを学ぶことができます。
④実践ラウンドについて学べる
ラウンドレッスンでは通常のインドアレッスンや練習場レッスンレッスンと同じように、スイングについてのアドバイスもしてもらえます。
具体的には下記の通りです。
「普段のスイングとゴルフ場のスイングの違い」
「スイングの違いを直す方法」
といったことを学ぶことができます。
ただしプレイの進行が遅れてはいけないのでワンポイント程度のアドバイスになることがほとんどです。
ラウンドレッスンには色々なプログラムがあります。
もちろんプログラムやレッスン料金については運営しているスクールによって違いがあります。
以下は「JGMオンコレ」のレッスンプログラムとレッスン料金です。
ぜひ参考にしてみて下さい。
※JGMオンコレのレッスン料金について↓
https://oncole.jp/plan/
①18ホールラウンドレッスン
18ホールラウンドレッスンはプロがお客様に帯同しながらレッスンをします。
ラウンド中、帯同をしてくれるのでスイングについてのアドバイスはもちろんプレイの所作やマナーやルールについても教えてもらえます。
【レッスン料金の相場】15,000〜30,000円(別途、18ホールラウンドのプレイ料金もかかります。プレイ料金はゴルフ場のグレードにより変わります)
②9ホールラウンドレッスン
午前中は練習場で打球練習をして、午後から9ホールラウンドをするプログラムです。
具体的には、前半でスイングの練習をして、午後からは練習場でレッスンしたことを9ホールラウンドでアウトプットします。
練習とラウンドが半々なのでバランスの良いプログラムです。
【レッスン料金の相場】20,000~40,000円(9ホールラウンドの料金はレッスン料金に含まれています)
③イベントレッスン
練習項目を特化集中させて練習をするプログラムです。
具体的には下記の通りです。
・ドライバー&パター限定レッスン
・アイアン&アプローチ強化レッスン
・丸一日バンカーレッスン
・傾斜だけレッスン
ゴルフ場の施設を使ってスイングやショートゲームなどに特化した練習をおこないます。
練習場でスイング、アプローチ練習場でアプローチショット、バンカー練習場でバンカーショット、練習グリーンでパッティングを練習します。
イベントレッスンは練習項目をしぼり特化した練習プログラムということもあり、苦手な課題を集中して取り組むことができます。
具体的なタイムスケジュールは午前中に座学と打球練習をおこない、午後からはコース内の芝生の上から繰り返し何度もショット練習をおこないます。
苦手項目が明確になっている人、ゴルフ中級者以上の方にオススメの練習プログラムですね。
【レッスン料金の相場】20,000~30,000円(施設使用料金、ボール代込み)
④ゴルフ合宿
ゴルフ合宿は1泊2日以上して泊まり込みで練習をするレッスンです。
泊まり込みなので短期集中でみっちりレッスンを受けることができます。
代表的なゴルフ合宿のプログラムを紹介します。
・初日は18ホールラウンド、2日目18ホールラウンド
・初日は練習場&9ホールラウンド、2日目は練習場&9ホールラウンド
・初日は1日中練習場、2日目は18ホールラウンド
・初日は練習場&9ホールラウンド、2日目は18ホールラウンド
【料金の相場】80,000円以上(宿泊数、ゴルフ場施設などのグレードなどにより変わります)
最後にラウンドレッスンを受けるときのポイントを紹介します。
ポイントをおさえてラウンドレッスンを受けることにより効果的にゴルフ上達ができます。
効率良くゴルフ上達したい方はぜひご覧ください。
①自分の課題を明確にしてから参加する
ずばり言ってしまうと課題を明確にしてラウンドレッスンに参加しましょう。
具体的には…
・ゴルフ場でどんなミスが多いのか?
・自分には何が足りていないのか?
・目標にしているスコアは?
などなどです。
少し掘り下げると「ゴルフ場だとドライバーが当たらなくなる」「コース戦略を学びたい」「アプローチの打ち方を教えてほしい」「バンカーが1回で出ないので克服したい」などです。
なんとなくラウンドレッスンに参加するのではなく自分の課題や悩みを明確にしておくことが大切です。
自分の悩みを明確に具体的に伝えることができるとプロも練習方法をアドバイスしやすくなりますよ。
②遠慮しないでプロに質問をする
結論を言ってしまうと遠慮せずにプロに質問をしましょう。
具体的には下記の通りです。
「スイングのどこが悪いですか?」
「この場所からはFWとアイアンはどちらが良いですか?」
「体の向きは合っていますか?」
「このホールのコース戦略を教えて下さい」
などなど積極的に質問してみましょう。
くわえてプロから聞いたアドバイスでヒントや気づきが合ったら忘れずにメモもしておきたいですね。
③難しいことにあえて挑戦する
ラウンドレッスンでは失敗を恐れず、あえて難しいことに挑戦しましょう。
なぜならラウンドレッスンだと普段やらないことを試すことができるからです。
具体的には下記の通りです。
・ティーショットをあえてフェアウェイウッドで打ってみる
・いつもサンドウェッジで上げる打ち方のアプローチばかりなのを9番アイアンを使って転がしてみる
・ハーフショット、スリークォーターショットなど振りを抑えたスイングを多用してみる
などなどです。
ラウンドレッスンだからこそ新たなテクニックに挑戦できて、それを身につけることができます。
そんな理由でラウンドレッスンでは失敗を恐れず、あえて難しいことに挑戦してほしいのです。
スイングを良くすることを目指すのであればインドアゴルフや練習場での打球だけで不十分です。
でもゴルフ場でないとできないことに挑戦したりとか、スコアアップを目指すのであればラウンドレッスンがの近道です。
例えば「コースで出てしまう悪い癖を意識してスイングする」「傾斜用の打ち方に挑戦する」「池越えにあえて挑戦する」「色々なクラブでアプローチをしてみる」「ロングパットの練習をいっぱいやる」などです。
まだラウンドレッスンに参加したことがないゴルファーさんや「90切り、100切りをしたい!」という方は、ぜひラウンドレッスンを一度受けてみて下さい。
必ず新しい発見がありゴルフ上達やスコアアップを体感できるはずです。
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