こんにちは。山本篤志です。
4月29日(土)に開催したイベントレッスンの模様をお伝えします。
毎月恒例の《フェアウェイウッド＆バンカー上達法》で3名様がご参加頂きました。

最初はガードバンカーからです。
重心をやや左側にキープしたままボール下側の砂をしっかり飛ばすように振る事が良いショットを打つ秘訣ですが苦手な方ほど重心を右に傾けながらすくい打ちの動きをする事が多いようです。
アドレスでは3つのポイント《フェース面、重心位置、ボール位置》が重要である事をお伝えします。その後スイング面ではどのあたりにクラブヘッドを打ちこみどのくらいのスイング幅にするかなどアドバイスしていきます。
スイング面ではアドレスでボールが飛ばないようにセットしているので大きなスイング幅で振る事を心掛けていきました。最初、皆様は上手く打てない事もありましたが徐々に振れるようになってきてインパクトでは砂の乾いた良い音がするように変化してきました。

フェアウェイウッドです。
長いクラブで地面にあるボールを打つので難しいと思います。
特に女性はこのクラブを使用する頻度は多いはずで使えるようになる事でスコアに違いが出ると思います。
必ずチェックするのがボール位置です。
『上手く当たらない』、『ボールが上がらない』という方ほど体のセンター付近にセットするようですが左側寄りにセットする事をオススメしてます。
理由としては《ソール面を使う》事です。
右寄りにボールをセットし過ぎてしまうとボールに当てにいこうとする雰囲気が出て高さが出なかったりやや右方向に飛んでしまう恐れもあります。
そこでソール面を上手く利用して少しダフらせて良い事、フィニッシュまで振り抜く事などを意識して頂きましたが特に効果が出たのが女性2名様です。
3W、5Wがボールが上がらず使用していないとの事でしたが練習との事もあり積極的に使いました。

結果は《ソール面》を上手く使えるようになり今まで経験した事の無い高さでボールが上がりました。今後のプレーではどんどん使用して頂きたいと思います。

フェアウェイバンカーからです。
ここのバンカーはコースに来ないと経験が出来ないと思います。
今回はアイアンとユーティリティの2本を使用して練習しました。

ここではあまり重心を移動させずにスイングする事をお伝えしました。
また良いショットをする為に、それぞれボール位置もチェックしていきます。
※アイアンは体のセンター付近、フェアウェイウッドやユーティリティは体のセンターよりは左側にセット

スイング面では砂の上の為、少しダフっただけでもボールは飛んでいかなくなりますのでクラブヘッドの入射ポイントに意識していきましたが良いインパクトが出来た時は出球の高さも出て良いショットになる事を体験して頂けたようでした。


全ての練習では時間を忘れるほど集中してボールを打って頂きました。
上手く打てると楽しくなって続けてボールを打っている皆様の姿がとても印象的でした。
次回プレーの際は今回練習した事が良い結果として表れてくるはずです。
ご参加の皆様ありがとうございました。

体を動かそうと思っても人はそれぞれ筋力や関節の可動域、柔軟性などに違いがありますのでプロゴルファーの様なスイングを目指そうとしてもなかなか難しいものです。効率の良いスイングを目指す為には自身の身体を知る必要もあります。
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